豊かさは搾取の上に成り立つ?

熱は高温から低温に移動し、低温から高温には移動しない。

熱は移動し、最終的には熱の移動は終わり、平衡状態となります。

熱力学第二法則

これを人間の豊かさとすれば、本来ならば世界中の人々の豊かさが徐々にではあるが、平衡状態となり、ある程度の豊かさを共有できできればよいのだが・・・。

という、おいどんの妄想的な考えは、現実には不可能らしい。

一部の富める者が、これでもかというくらいため込み、手放さないのは、欲望の力が勝っているからなのかな。

または、エネルギー保存の法則のように、人類が使える豊かさは決まっており、非常に豊かな人がいることは、当然、非常に貧しい人らちがいて、バランスが取れているということなのか・・・。

豊かになれる仕組みを作ったもの勝ちなのでしょうかね?

豊かさが貧しいものからの搾取の上に成り立っているのは、エンゲルスマルクスがいた約200年前のイギリスから、ほとんど変わっていません。

(資本を持たぬ労働者階級の悲惨な生活状況を、何とか変えたいという思いが、社会主義を生むもとになるのです。)

企業が派遣制度を都合よく使い、派遣の人達を使い捨ての駒か調整弁扱い。

(かくいう社畜のおいどんも、似たり寄ったりではありますが。)

一生懸命頑張っても、浮かばれないならば、生活保護もらうか、刑務所にでも入るかなんてことになると、国も崩壊ですな・・・。

もういくらかでも、富の分配がうまくできないものなのでしょうか?

この国を存続させる気があるならば・・・。

有限なこの地球上で富貴を争うむなしさよ・・。

 

by

自分がお金持ちだったら、

こんなこと書かないと言い切れる

たたかう現場監督