アサギマダラとフジバカマ

数年前のこと、庭の一部にハーブを植えてみよう。

ふと、そんなことを思ったのです。

嫁さんが持ってた、ハーブの育て方という一冊の本が、きっかけになりました。

本を読んで、少し勉強。

アップルミント、ローマンカモミール、ルー、ローズマリー、フジバカマ、レモンバーベナコモンマロウを購入。

早速、庭に植えました。小さいながらもハーブガーデンの出来上がりです。

 

夏も終わり、秋へと移り変わるころ。

庭に見慣れない蝶が4・5匹。

フジバカマの周りを飛びまわるが、、なかなかシャッターチャンスをとらえられない。

 

脳裏をよぎるのが、ラジオで聞いた話。

旅する蝶のこと、そう アサギマダラのお話です。

 

おそらくそれに違いないと思い、撮った写真で調べてみると・・・

アサギマダラでした。

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偶然にもアサギマダラが好む、フジバカマを植えたおかげで、会うことができました。

 

名前のアサギは浅葱色(薄い藍色)からの由来で、2000km以上もの長い旅をするらしいのです。

旅の途中で、外敵に襲われにくくするためなのか、体に毒をもっているなど、とても興味深い蝶です。

 

フジバカマは秋の七草万葉集の歌にも詠まれています。

ハーブとして入浴時に使用するため(肩こりなどに効果?)に、アップルミントの横に植えてみましたが、樹勢があり数年でアップルミントを駆逐してしまいました。

 

フジバカマは切ってすぐだと、ハーブらしい香りも感じられませんが、しばらくして化学反応でよい香りがするようになります。

 

個人的には、気分の落ち着く 好きな香りです。

 

嫁さんの実家でもフジバカマを植えてみたら、アサギマダラがやってきたよと、義母が喜んでいました。

 

 

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レモンバーベナのさわやかな香りも、気分をリフレッシュしてくれます。

ティーは鎮静、消化促進などに効果があります。

ハーブは奥が深いと しみじみ思う たたかう現場監督