読書 事始め ノックの音が
ほとんど本など読まなかったおいどんに、
本を読むきっかっけを作ってくれた、思い出深い一冊の本です。
中学生の時、友人が何冊かの本を貸してくれました。
当然読みもせず、机の上に置きっぱなし。
ある時、風邪をこじらせ学校を休むこと3・4日。
ただ寝ているだけで暇を持て余し、
「おお、そうだ。なんか借りてた本があったよな。」と手に取ったのがこの本でした。
星新一さんの 【ノックの音が】
今では、運命の出会いだったと思っています。(大げさではなく、この出会いに感謝しています。)
ショート・ショートを読むのは初めてで、読みやすい長さの物語が一冊の中に数編。
平易な文章で書かれており、普段本を読まない おいどんのようなものにも読みやすく、物語の最後にハッとさせられる。
本ってこんなに面白い!
衝撃でした。
のめりこみましたねー。ショート・ショートに。
その後、小松左京さん、阿刀田高さん、豊田有恒さん、都築道夫さんなど・・
読書することが、生活の一部になり、徐々に人物伝、歴史書、ノンフィクションなどジャンルが広がっていきました。
その動機はというと、「知る楽しみを知ったから」。
もともと勉強は好きではないので、本を読んでいく中で、知らなかったことがたくさんありました。
それを知った、又は理解できた時、心が何か満たされる気がしたのです。
「読書、最高!」と叫んでしまいたいくらい。
炬燵に入ってゴロンと横になり、好きなおやつでもポリポリしながら、本を読んでる時間って至福の時です。
(この程度で 幸せなおいどんは、おめでたい人か?)
読書は千円くらいの本で、3~4時間くらい楽しめる(おいどん基準)ので、時間当たり300円程度。コストパフォーマンスもよいと思います。
読書するきっかけを作ってくれた。この本と友人に感謝。
by
本を読んでもこの程度なのに、
もし、読書の習慣がなかったらと思うと、ゾッとする。
たたかう現場監督