読書 考

日本人の読書量が減ってきているらしい。

約85%は月に2冊の本しか読まないとのこと。(約50%の人は本を読まないんだって。)

 

いつものことながら、話がそれてしまうのですが、おいどんが学生だった頃は、日本の大学では1教科1冊のテキストを購入し、その1冊を半年かけて学ぶということが常態化していました。(現在 どのような状況かはしらないのですが・・変わってないかな?)

当時、イエール大学で教鞭をとられていたことがある教授の言葉が忘れられません。

「こんな1冊だけで授業していたら、アメリカでは学生から苦情が来ますよ。学費返せって。」

3から4冊は当たり前なので、学習量が違います。

 

大学に入るのが目的の我が国。

高校卒業時に学力のピークが来る我が国と、向学心に燃え真剣に4年間学んでいる諸外国では、大学卒業時に学力が逆転します。

これが日本の低迷している原因の一つではあると思います。

 

多少意欲があり、今の現状を変えたいと思う人ならば、これはチャンスのはずです。

昔優秀だった人たちの中にも、読書をしない人たちがいるのですよ、きっと。

学ぶのをやめた優秀な人たちに近づくチャンスのはずです。

ウサギと亀ではないですが、週に1冊、月に4冊読めば上位15%内の読書量となります。

読書したからと言って、すでに社会人になられている人たちの生活が一変することはほぼないのでしょうが・・・。

ただインプットがなければアウトプットもないと思っているので、継続していくことは大切だと思います。

それなりの経営者や年収の多い人は、やはり多読の方が多いと聞いています。

 

宮本武蔵吉川英治先生の本では、読書三昧の日々を送り修行していく中で、野人のごとき男から兵法の求道者へとかわっていきました。

読書をしたからと言って読解力がつくかと言うとそうでもないが、読書からの学びの中で多少深みのある人間になったかのように錯覚をしている おいどん。

物の見方や考え方に少し幅が出てくるような気がします。(この程度ですが・・・)

 

以前にも書いたのですが、知らなかったことを知ることができるということが、読書の最大の楽しみだと思っています。

10分でも15分でも隙間の時間を見つけて、時を積み重ねていける読書。

その積み重ねが人生を豊かに変えていくに違いないと思うのです。

 

by

 気づけば携帯電話の動画などに

時間を奪われてしまう

懲りない

たたかう現場監督