褒めると伸びる? 楽しむ者に如かず。
やればできると言われながら、はや五十歳過ぎ・・・
もともとのポテンシャルと年齢を鑑みると。
もう、伸びしろ無いやろ!
自身の体験からのお話です。
当然、勉強は好きではなく、テストがあるのでしょうがなくやってた学生時代。
たまたまヤマが当たったのか、それなりに良い点が続出した時、周りから
「すごいね。」「頭いいね。」などと称賛の言葉。
めったに褒められることなど無かったもんだから、顔には出さないけど、有頂天。
人間褒められると、うれしいもんです。
そんなに言われると、おいどんみたいなやつでも頑張ってみようかな・・なんて時期もあったのです。
まあ、持続力がなかったので、次回からテストの点は急降下。
この体験を踏まえて、子供に実験。
長男坊が中学校に入った時、最初の中間テストでよい点数が取れて、周りから称賛されれば、おいどんと同じように、うれしくなるに違いないと思ったのです。
うれしくなれば、彼のやる気ににも火がつくのでは・・・という作戦です。
まさに孔子様の
これを知る者は、これを好む者に如かず。
これを好む者は、これを楽しむ者に如かず。
勉強を楽しむ者にしてあげればいいのです。
かわいそうなことに、彼にはおいどんの遺伝子が、半分受け継がれています。
みんなと同じように、1週間前からのテスト勉強では遅いと思い、2週間前から夜2時間は、一緒に勉強しました。
するとどうでしょうか。思いのほか良い点が取れ、本人も満足げな顔。
長男坊は、これが切っ掛けになったのか、多少は勉強するようになり、希望の高校に合格することができました。
次男坊にも長男坊と同じように、中学最初の中間テスト前、一緒に勉強しました。
ダイニングテーブルで勉強していた次男坊から
「父さん。負けた。負けちゃったよー。」の言葉。
「何に負けたんや?」とおいどん
「勉強に負けたー。」
おいどん、がっくり。
長男坊ほどの効果はありませんでした。が、おいどんの息子にしては、よく頑張っていました。
(これは、彼がゲームの世界に魅了されていたせいなのか?)
壮大なる実験でした。
効果のほうは、さておき、褒められることは、自ら進んで物事をする推進力となることは、間違いないのです。
少しでも楽しめるように、サポートしていきたいものですね。
by
海外旅行にいくため、英語を再度勉強し始めたが、
記憶力の衰えを感じる たたかう現場監督