学校の授業の未来

建築士などの資格取得の学校での授業は、基本的にビデオ授業です。

資格の更新のための講習もビデオ講習。

学校の授業なんかも、コロナの影響でパソコンでの授業になっているなら、このままビデオ授業にしても良いのでは・・・なんて妄想がわいてくる。

先生の教え方にもうまい下手があり、それが子供の学習の差となるならば、優秀だとされる先生の授業を録画しちゃうのである。

授業は録画された画面を見ながら勉強。

授業中に何度か理解できたかのテストを行い、習熟度を確認する。

理解しにくい子供さんには、なるだけ理解できるように放課後の時間でフォローを行う。

もしくは、教科書メーカーに質問窓口を設けてもらい、パソコンでの質疑応答。

(先生の手間も減らせます。また、メーカーもどうすれば子供さんに理解していただけるのかのノウハウも蓄積していく。)

こうすることによって、日本人の好きな平等で質の高い教育が行われ、ひょっとすると先生を減らすこともでき、人件費削減になるかも・・・。

妄想は続いていく・・・。

 

ビデオを見ながらの授業か・・・。

何か寒々しい感じがしてきました。

受験のためなど特化したものなら良いのだと思うのですが・・・。

個性的で、豊かな感情を持ち、互いに気持ちを伝えることのできる、人間味のある先生との学校生活の中で、勉強だけでは身に着けられないものを身に着けることはとても大事なことです。

やはり、人対人の教育が必要だと思います。

ビデオの授業では、温かい血の通った人間はできそうにない気がします。

色々な事件を起こす先生もいるけど、先生の力をまだ信じていたいのです。

将来の日本人はこうあってほしいという理想を目指とした教育が必要ですね。

これまでのように、会社で雇われ、文句も言わず働く、使用人を製造するだけのような教育から変わる時期は、もうすでに来ています。

 

by

遠い昔、

女子高の物理の先生を目指した

たたかう現場監督