一将功なりて万骨枯る カープ優勝の陰
一将功なりて万骨枯る。
一人の将軍が戦いで勝ちを収め、素晴らしい軍功をたてる陰には、おびただしい数の名もなき兵士たちが露と消えていく。
昨年と今年の成績を考えれば、やむを得ないことなのかもしれませんが、ショックでしたね。
2016年から三年間のカープの優勝に、セットアッパーとして多大なる貢献をされた方です。
トライアウトも受けられないということなので、肩の調子が想像以上に悪かったのでしょう。
まだ30歳、12年間の選手生命でした。
16年からは登板階数がぐっと増えて67回、17年は68回、18年は43回となっています。
チームの優勝と引き換えに、体を壊した気がしてなりません。
投球回数をセーブできていれば、まだまだ選手生命は続いていたはずなので、選手の起用方法を検討する必要があるのではと強く思います。
同じく、戦力外通告をまだ受けてはいませんが、カープ優勝時の3人、野村選手・中崎選手・一岡選手も、体を酷使したせいなのか、その後のパフォーマンスは低下しています。
この3人もまだ30歳前後です。
もしこのまま引退なんてことになれば、あまりにも選手生命が短すぎるように思えてなりません。
せめて、35歳くらいまで現役を続けられるとよいのですが・・・。
(選手層の厚みが増してきます。)
今年、目を見張るほどの活躍をしている栗林選手のことを考えると、こんなペースで投げていると、28歳くらいで壊れてしまうんじゃなかろうかと心配になってくるのです。
思ったほど選手層が厚くないチームなので、しわ寄せがきてしまうのもしょうがないところがあるのでしょうが(それなりの選手はいるのですが、確実に一軍のレベルを超えた選手は少ない気がします。あくまで私見ですが・・・。)
選手の将来も考えた起用法を検討してほしいと、重ねてお願い申し上げます。。
by
やむにやまれぬ
Carp魂を持つ
たたかう現場監督