工事写真  念写?

工事を管理する上で、その記録として工事写真はとっても重要です。

写真は適切な施工ができているかの証拠になるのです。

特に隠ぺい部(仕上げをしてしまうと見えなくなってしまう場所)、地中や躯体内部(コンクリートの中の鉄筋や鉄骨)の写真は重要になります。

意外と取り忘れて困ることが多いのが、施工前の写真です。

気づいた時には、工事車両も資材も作業員もいない手つかずの状況には、もう戻れないのです。

 

超能力でも持ってて念写でもできればよいのですが、残念ながらおいどんはその力を授かっていません。

(念写:死語ですね? 超能力者がポラロイドカメラを持って、念を込めてシャッターを押せば、念じた画像がプリントがされていた場面が思い出されるのです。何度か試してみましたが無理でした。バカですな。)

 

解体工事中の写真を撮り忘れていたときは、おいどんが業者のふりして撮ったこともあります。

その時は、破砕工具の電動ハンマーをもって床を壊すふりをして、写真を撮影したのですが、電源につながれていないプラグが写りこんでいて、撮り直しなんてこともありました。

しかし、今はデジタルの時代。うまく写せているかの確認が、すぐにできることはとっても助かります。

フィルムを現像していた時代はプリントしてもらうまで写真がうまく写っているかの確認ができないため、通用門が通用間になっていたり、1袋、2袋が1体、2体になってたなどプリントされてびっくりなんてことがありました。

 

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いつか念写ができる

すごい男になってやると思う

たたかう現場監督