茶道

二十年前にわずか半年間なのですが、茶道を教わったことがあります。

週に一度、公民館で一時間半ほど教えていただきました。

流派は武者小路千家です。

武者小路千家表千家裏千家と総して三千家と呼ばれ、宗家の所在地が京都の武者小路通りにあったことが、名の由来と言われます。 

習われているのは10人程度、男性は2名ほどおられました。

新しく習い始めたのは おいどんのほか女性二名の計三人で、先生を含めそこにおられる方たちが和やかな雰囲気を作ってくださり、窮屈な思いをすることもなく教えていただきました。

まずは薄茶の作法を教えていただきます。

先輩たちが順番に通し稽古をされる動作を 頭に入れようと頑張りますが、そう簡単に頭に入る物ではありませんね。

長く習われている方の所作は、無駄がなく美しいですね。

自分の順番が近づくにつれて多少緊張しますが、普段ない 張りつめた空気感が心地よいです。

途中で和菓子をいただきながらの、和やかな先生の茶道についてのお話などは、知らないことばかりでとても興味深く拝聴させていただきました。

 

引越しをすることになり、茶道教室には行けなくなりますが、引越しした後、先生から連絡をいただいたのです。

岩国市(山口県)に家元が来られ、錦帯橋の下 鵜飼い舟を連ねた上でお点前をされるという行事の、お手伝いをしてほしいとのことでした。

全国から来られるお弟子さんたちを、薄茶でおもてなしするなどのお手伝いは、大変貴重な経験となりました。

 

「茶道って本当に良いものですね。」って若い人たちに進めたいです。

世界に誇れる日本の文化の一つを身に着けるのならば、茶道は絶対おすすめです。

茶道を習いつつ、所作が美しくなるということが一番の魅力。

和菓子をいただけるという魅力もありますが・・・。

おいどんでは無理でしょうが、お点前セットなどもって世界を旅して、出会った人にお茶をふるまうなんてことできたら、きっと素敵だななんて思ってしまうのです。

 

by

お点前の所作もできないくせに、

お点前セットは欲しくてたまらない、

たたかう現場監督