ある王侯のお話

妄想か? 漠然と記憶に残っている、あやふやな記憶のお話です。

先日から、幾度となく書斎で本を探している。

ただ、本の名前もわからないし、見つからない。

そこに書かれていたお話がいまだに記憶に残っているもので・・・。

 

中国の昔の王侯同士のお話だったと思います。

(記憶が定かではないのです。)

A王侯がB王侯の所有物を誉めます。

「素晴らしいお宝の数々ですね。」

「そうなんです。ほかの部屋にも、あふれんばかりの素晴らしい玉や金銀細工がありますよ。」とB王侯は得意満面。

「A王侯はどのようなお宝をお持ちですか?」という問いかけに。

「私はこれほど多くの財宝は持っていません。」

「ただ、私には良い家臣がいます。家臣Xは北の国境を守り、彼がいれば北の守りは万全です。家臣Yは政務を担当し、彼に任せておれば領地は安泰です。家臣Zは・・・。」

「これらの家臣X・Y・Zは、何物にも代えがたい私の宝物です。」

王侯Aの話を聞いた王侯Bは、恥ずかしくなって、お宝自慢をすることはありませんでしたとさ。

 

記憶があやふやすぎて、書いていることも適当なのですが、このような内容でした。

なんという書物に載っていたかもわからないお話です。

 

王侯Aのような人物に会いたいと思い、また、その期待に応えられる自分でありたいと思った。

若かりし日のおいどんでした。

 

by

何の本に載っているのか教えてほしい

たたかう現場監督