人間の限りない欲望を抑える方法について

本当のお金持ちは、『俺お金持ってるよ、うらやましいだろ!』なんてアピールなどしないのだろう。(そう思い込んでいる、おいどん)

時流に乗り、急に成り上がったお方様たちは、その富をひけらかすため高級スポーツカーとやらに乗る。(羨ましー。)

不必要なまでの馬力と、それに伴った最高速度と加速性能。

さらに、まがまがしいまでのデザインのものも存在する。

この購入意欲を抑えるために、最高速度を120Km/hまでとしてみてはどうだろうか?

そりゃ、スーパーカーなんだから最高速までの加速はすさまじい、が

それ以上のスピードは出ない。

高速安定性向上のためのダウンフォースを生み、外観上のカッコよさをアップするウイングなどのエアロパーツなど必要ないのだ。

不必要なまでのハイパワーや最高速などを追い求める必要性がなくなるのだ。

 

同じように、人間の限りない欲望を抑えるには、

持てる富に制限を設けるのです。

(まあ無理でしょうが・・。)

個人的なものや、親族(三親等)の合計に設けるとか・・・。

これ以上持つことができないとなれば、少数の人間が富を独占することができなくなり、富がすべての人に行き渡るのではないかと考える、楽観的過ぎるおいどん。

 

アフリカ大陸の上位3人のお金持ちの総資産は、アフリカ大陸全人口の半分の6.5億人の総資産を上回るらしい。

清々しいほど己の欲望に忠実で、無秩序な漫画のような世界が現実にあるのですね・・。

ホントにビックリです。

 

おいどんは月3万円の小遣いでやりくりしているが、休日出勤や残業代でその月の給料が増えても、当然のように小遣いは3万円のまま。

決して増えることは無い!

働く意欲は減るばかり・・・なのだ。

(制限のかかった小遣いのせいで、おいどんの勤労意欲は抑えられている。)

 

by

あの頃は、何もなくて

それだって、楽しくやったよ・・・

玉置浩二 メロディより)

ふと口ずさむ

たたかう現場監督

 

 

 

 

 

もしも過去に戻れたら・・・

色々と後悔した記憶を持ったまま、過去に帰れるならば、もう一度 小学生からやり直したいものです。

まじめに取り組まなかった勉強に、クラブ活動を頑張ってみたいなー。

二回目なので、きっと少しは成績もアップするはずに違いない・・・。

 

振られるのが怖くて告白できなかった彼女(嫁さんではない)にも、ダメもとで告白してみよう。

(嫁さんには恐ろしくてこんなことは言えないのだが・・・)

 

性格がひねくれていたので、少しいじめをしたこともあったが、

そんなつまらないことをせずに、慈しみの心をもって人と接することもできるだろう。

 

もう少しは両親にも優しく接することができるだろうし、ともにいる時間を以前よりも大切にし、きっちり親孝行をしたい。

おふくろの体が悪くなる前に、家族旅行に連れて行ってあげたいのだ。

(おふくろは50歳前にはリュウマチで手足が不自由になっていくので)

 

仕事は今のままでもいいが(建築は好きなので)、もう少しホワイトカラーに近い仕事も探してみよう。

あきらめていた、女子高の物理の先生になれるように頑張ってみようかな。

 

髪の毛とお肌の手入れは、25歳過ぎからやっておこう。

(髪の毛は現在 ゲーハーへの危険水域に入っているため。)

 

多少は今よりグレードの高い(たかがしれてはいるが)人生を送れるに違いないと思いたい おいどん。

 

ただし、余計な知識も持ったまま過去に戻るため、良からぬことをしてしまう可能性は非常に高い気がする。

 

このような妄想はここでやめにして、

現状の生活で、まあ 良しとするのが妥当なのだろう。

 

会社の同僚のマサミンにこの話をしたら。

「僕はメチャクチャ勉強して人生を変えるんじゃ!」と意気込んでいました。

「どれだけ勉強しても、最後には今の会社に勤めることになると思うよ。」と言うと。

「やる気なくなった。」

「勉強はしません。思いっきり遊ぶぞ。」と言うマサミンでした。

 

 

過去は変えれないが、

未来は変えれる。

いや、変えて見せる!

by

三日坊主のたたかう現場監督

 

 

 

 

遺伝子の問題か?

自分自身のことを棚に上げて、わが子に過大な期待を抱いてた過去があります。

トンビが鷹を生むなんてことは、そうそうあるもんじゃありません。

 

走るのが早いとか、絵が上手、理科が得意などなど。

わが子可愛さあまり、多少秀でたところを過大評価。

将来、何物かになるかも・・・なんて多少期待もしたものですが・・・。

年を重ねるごとに、現実が見えてくるものです。

(幸か不幸か。半分はおいどんの遺伝子ですからね。)

 

現実が見えてくるまでの、宝くじ当選を夢想するような、夢見心地が心地よかったです。

多少なりともこのような気持ちにしてもらったんだから、ありがたいものです。

(おいどんは両親に、なにも夢を見させてあげれませんでしたので・・・。)

 

おいどんの遺伝子を受け継いでいる割には、よく頑張っているのでは、と 二人の息子をほめてあげたくなります。

 

本当に感謝ですね。

 

昔、次男坊が小学4年生で、初めてサッカーの試合に出たとき、

体が小さく、ドリブルだって傍目に上手に見えないのにもかかわらず。

「いけー。ドリブル突破で、シュート~。」とパスを受けた次男坊に、嫁さんからの大きな声援が飛びまくる。

 

試合後、ぽつりと

 

「無理なこと言うな!」と言った、次男坊の言葉が忘れられません。

 

人様に迷惑かけず。

普通に生きてくれているだけで、十分だとしみじみ思う今日この頃です。

普通に生きていくのも大変なことです。

(何をもって普通か と言うのも難しい問題ですが・・・。)

 

by

いつも平凡な人を装っている

たたかう現場監督

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無理なものは無理と言おう!

偉そうに御託を並べられるほど、たいそうな人生を送ってはいない おいどんだが、最近悟りの境地に達し、もうすぐ令和の生き仏様と呼ばれるに違いない。

生きていく中でいろいろな困難や無理難題にぶち当たることは多々ある。

何とかしてこれらをこなしていこうと、ほとんどの人は考えるはずです。

おいどんもそうだったのだが・・・。(なぜか過去形)

結論から言うと、無理なものは無理だし、できないものはできない。

ただし、どうしたらできるかを何も考えずに、直ぐにできないというのは、良くないと思う・・・。

やるだけのことをやってみて(はたから見て、これだけやってダメだったらしょうがないと思える程度・・・難しいジャッジですが。)、可能性がないと感じたら、

「無理なものは無理。」と言いましょう。

あきらめるのではなく、できないことを受け入れるのです。

できないことをやろうと、無理しちゃうから、体や精神が壊れちゃうのだ。

 

押し付けられた無理難題を、何とか頑張ってこなしてしまうから、さらに無理難題を、

「今回もできるよね?」なんて簡単そうに言ってくる人もいる。

このような人に限って、あなたが頑張ったことなど興味なく、あなたの成果をうばい、自分の手柄にしちゃうような輩が多い。

その人にも理解してもらうためにも、はっきり言いましょう。

『無理なものは無理』と・・・。

 

昔話です。

協力業者の工事責任者は非常に真面目な人であった。

その業者が落札した物件(お役所物件です)の工期と仕事量を考えれば考えるほど、

その責任者は工期内の完成が難しいことに気づき、

いきなり、最初の打合せで

「工期内には間に合いません。」と工期を2週間オーバーする工程表を提出したそうな。

その物件のお役所の担当者は、ビックリ仰天。

役所のお偉いさんたちも出席しているため、担当者は大慌てだったとのこと。

 

『無理なものは無理』なのだが、なんでその工事をとっちゃったの?と突っ込みたくなった おいどんでした。

 

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会社の営業マンから

仕事ができない人と見限られた

たたかう現場監督

 

 

 

わけわからん会話

その1

わが社には自称 優秀な営業マンがいるのだ。

彼は、おいどんの隣の席の フッちゃんに近づいてくるなり、

「再来週の15日の日曜日に仕事があるんよ。」

「僕は用事があっていけないんだけど、フッちゃんさんいけますよね?」 

困った顔のフッちゃん。

「その日は資格試験の日なので行けません。」と言うと。

ちらりと おいどんの顔をみる営業マン。

気づかないふりと、仕事してるふりのおいどん。

(さすがに、代わりに出てあげようなんて気持ちは、わいてこない。)

「じゃ、誰かに行ってもらうかな・・・。」と言いながら去って行った。

営業マンが去って行ったあと、おいどん 吹き出してしました。

(誰が休みなのに出勤するんだろう?  なぜそんな段取りをするの・・・。)

「わけわからんど~。」叫びそうになった おいどんでした。

(フッちゃんも苦笑いしていました。)

 

その2

昔のお話です。

保育園の遠足の日、空はどんよりと曇っていた。

長男坊のお友達のシンちゃんのママが、先生に近づき

「先生、今日雨が降りますかねー?」

「傘 持って行って方がいいですかねー?」と聞いている。

先生がどのような受け答えをされたかは記憶にないのだが、先生の困った顔が印象的で

いまだに記憶に残っているのだ。

「そんなことは、自分で決めろや!」

「先生も神様じゃないんだから、雨が降るか降らないかなんてわからないでしょうが。」

「わけわからん質問するなよ。」

思わず、喉元まで声が出そうになりました。

自分のことは自分で決めましょうね!

 

そう、今の自分は、過去の決定の積み重ねなのだ。

 

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ほぼ間違った決定を

積み重ねてきた

悲しき たたかう現場監督

愛犬ポーちゃんとの二人の会話(一方的ではあるのだが・・・)

「ポーちゃん、兄ちゃん(長男坊)が夕方には帰っちゃうよ・・・さみしいね。」

お散歩の準備をしながら、盆に帰省していた長男坊が帰る日の朝の会話。

 

「じいちゃんの体調が良くならん・・・もう、家に帰ってこれんかもしれんよ、ポーちゃん。」

入院していた親父の様態が悪く、ポツリと独り言のように(独り言なのだが)話しかける。

 

「ポーちゃんは9才だね。」

「あと5年くらいは生きられるよ・・・とーちゃん(おいどんのことです)はそこまで生きられるかなー。」

健康診断の結果を受け取った日の夕方の、お散歩の途中での会話。

 

他にも色々と、ポーちゃんに話しかけていることは多い。

おそらく梅干し程度の大きさの脳みそしか持たない彼女には、おいどんの話しかけることなど理解できないことは十分に分かっているはずなのに・・・

 

なぜか話しかけちゃうのです。

 

先日、お盆のお参りに来てくださった住職さんが

「私も犬を飼っていて、犬にしか話さななかったこともたくさんあります。」

とおっしゃられて、その言葉にハッとしたおいどんでした。

そばでじっと目を見て、おいどんのたわごとなどを聞いてくれるポーちゃん。

話の内容なんてわかるはずないけど、分かるはずないからこそ安心して、心から湧き出てきた思いを話すことができるのでしょうね。

 

嫁さんにも子供にも話さない、二人の会話です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

古典を読む  インターネットの世界から少し離れて・・・

読書が好きで、新聞やアマゾンの書評を参考に本を購入してる おいどん。

次から次に読み切れぬほどの新しい本が出版されています。

月に5冊前後の本を購入するのだが、限られたお小遣いの中でのやりくりは大変なのです。

ただ、出版されて少し経ったものは、中古本として値落ちしており、程度が良いものも多いので助かることが多い。

本当は本屋さんでゆっくりと本を手に取って、その出会いを楽しみたいのだが・・・

近くの本屋さんも、次々に廃業され、さみしい限りです。

 

今、大学生だった時に買った『墨子』を読み返しています。

この本を読んだからと言って、効率的に何かができるようになるわけはなく、経済的な成功もできないでしょう。(むしろ、失敗するかも・・・)

たまたま、おいどんは『墨子』なだけで、論語でもよいし、老子荘子でもよいです。

個人的には『菜根譚』がおすすめですが・・・。

何か、内面的な成熟を促してくれるような本を手に取ってみることは、良いことだと思います。

 

最近は効率化や革新、成長、経済的成功などの本が増えてきたように思うのは、おいどんだけでしょうか?

何か余裕のなさが世の中に蔓延し、その空気に染まって即物的な考えが増えてきたのではと思います。

 

昔は強盗なんてほとんど聞いたことがなかった(窃盗が多かったかな。)のですが、最近はよく聞くようになりました。

バイト感覚で殺人もいとわない、恐ろしい世の中。

心の中に生きていくための『規範』がない人が増えています。

(規範となるような人物が存在しないからか?)

理性の発達が、時代の流れの速さに追いつけなくなっていますね。

インターネットの世界から距離を置き、ふと、一人になって古典の世界に浸り、自分を見つめなおすのも、また楽しいものです。

 

by

ユダヤ人の知恵の詰まった

『タルムード』もお薦めする

たたかう現場監督