後輩にやられっぱなし

4月から5月にかけて、工事の仕事が重なる状況となった。

山口県の大島の工場の改修と、地元の民家の改修工事。

仕方なく、同僚のマサミンに民家の改修工事を引き継いでもらうことになった。

 

しかし、地元民家の奥様からの電話対応をするおいどんの姿を見て、危険回避能力の高いマサミンは、この顧客にかかわることは, 負の要素しかないと敏感に感じ取った。

(何て鋭い野生の感)

「俺が大島行ってもいいよ。」と突然言い出し

「大島の工事内容教えてくださいよ!」と詰め寄る。

 

内容を話すと

「絶対こっちが楽そうじゃないですか!」

「まさか、俺をはめようとしてました?」なんて暴言を年上のおいどんに吐くマサミン。

『はい、はめようとしてました。』と言う言葉を飲み込む おいどん。

「じゃ、俺が、大島物件の担当と言うことで決定ですね。」と即決。

(シンプルライフですな!)

5月1日から仕事が始まるので、

「初日はおいどんもついていき、工場の人に引継ぎするんで、2日からは頼むで。」と言うと

「2日は会社のGW休に含まれているんで、僕は休みます。」

『なに!』と言いそうになるのをこらえて

「あんた、さっき、自分が担当っていったよね?」と詰め寄ると

「予定が入っているんで・・。」

『なに最近の若者みたいなこと言っとるんじゃい!』

(これも問題発言になっちゃうんでしょうかね?)

『なんで、こんなつかみどころのない軟体動物みたいになっちゃったの!』

『2日って、会社休みだったの? ガックリ。』 

『おいどんだけ出勤か~、知らんかったど~。』

なんて言葉を飲み込む おいどん。

 

納得はいかないのだが、2日に出勤することになってしまった、おいどんなのであった。

『なんか、この会社 自由過ぎじゃろ~。』

叫びたくなるおいどんなのであった。

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定額 働かされ放題な

たたかう現場監督

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分がされて嫌なことは、人にはしないようにしましょう。

仕事から帰ると、嫁さんがソファーでごろりと横になり、携帯で韓国ドラマでも見ている様子。

その日、知り合いからカープの試合のチケットを、いただけることになったので、嫁さんに報告です。

喜ばしてやろうと思い、少しもったい付けて話始める。

「ちょっと、報告があるんじゃけど。」

嫁さん無反応で、動画を見続け、反応がない。

「おーい。聞こえてるか?」

まだ、無反応です。

「もうええ、話すのやめた。」と言うと、急に振り返り、

「聞いとるんじゃけ~、早う言いや!」

(とても人の話を聞く態度じゃないのだが・・・)

「うっだら、うっだら、前置きはええけ~。」

(何て言い草でしょう。)

「本題は何なん?」

「なんなんか聞きたいのは、その態度じゃ!」と反撃

「カープのチケット持ってる人から、いるんなら譲ってくれるって。」

「いるにきまっとろ~。」

「はいはい、じゃ、連絡しとくよ!」と早々に会話を切り上げる おいどん。

怒りを抑え、大人の対応。

ちょっと、自分をほめてやりたい気分です。

『それにしても、いつからこんなバケモンになってしもうたんかの~。』

魂の叫びですな。

『昔は、かわいいときもあったんじゃがの~。』

途方に暮れる おいどんなのであった。

『いつか、リベンジしちゃる!』ふつふつとおいどんの胸の中、怒りのマグマが煮えたぎっています。

 

翌日の日曜日。

早朝からジュンテンドウ(ホームセンター)に出発。

昨夜ユーチューブでみた、虫が嫌がる植物だという、ローズマリー・マリーゴールド・レモンバームを買いに行き、植え付けの準備。

ようやく嫁さん起きたのか、窓を開け、昨夜のことなど何もなかったかのように、おいどんに話しかけてきます。

チャンス到来、リベンジの時です。

「おはよう。」

おいどんは聞こえないふり

「おーい、おはよう!」と叫ぶ嫁さんに、顔もむけず

「聞こえとるんじゃい!」

「何べんも言わんでも、わかるんじゃい!」と言い返すおいどん。

(何と大人げないのでしょうか。)

「もーええ。」

「無っ視~。」と機嫌悪くなる嫁さん。

「なんであんたが怒れるん?」と嫁に近づき

「昨日、あんたがとった行動の再現なんじゃがの~。」と言うと

思い出したのか、急に笑い出した彼女。

「あんたは、やり返しちゃダメなの。」と

謎ルールの嫁さんでした。

 

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毎日、機嫌よく過ごせるよう願う

たたかう現場監督

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

愛犬ポーちゃんを見て・・・(もしも おいどんがペットだったら)

犬は2歳で、人間でいう24歳になり、その後は毎年4歳のペースで年を取っていくらしい。

我が家の愛犬ポーちゃんは、今年(R8)の9月で14歳になる。

人間ならば72歳。

とてもそんな風には見えないが、

白内障に、肝臓の働きが衰えてきているらしく、最近はソファーで寝ている姿がよくみかけられる。

おいどんも72歳になれば、こんな感じになっちゃうのかと思い、一人で納得してしまう。

そんな年齢にもかかわらず、かわいく感じられるのは、容姿の変化の少なさのせいなのでしょう。

そんなこと考えていると、ポーちゃんと立場が入れ替わって、

もしも、おいどんがペットだった場合のことを考えてみた。

25歳くらいまでは、かわいががってもらえ。

うまくいけば、30すぎまで・・・。

ただ40過ぎのおっさんになると、ご主人様に お腹ヨシヨシとなでてほしいなんて思い、近寄っていくと嫌がられるかもしれない。

(多分嫌がられるだろう!)

50過ぎて、頭頂部が薄くなり、顔にはシワにシミ。

でっぷりした お腹をポリポリかきながら、歩きっ屁や、鼻ホジホジなんかしてると、

「今からいいところ連れてってあげるよ!」なんて連れ出され、

山の中に捨てられてしまうかも。

おそらく捨てられちゃうのは、間違いないだろう。

 

ポーちゃんの顔をまじまじと見ながら、

「ある意味、君らはうらやましいな。」と話しかけ、

頭ナデナデしてあげる、おいどんなのであった。

 

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年を重ねるごとに

いとおしい気持ちが強くなる

たたかう現場監督

 

おいどんが庭で草抜き始めると、

彼女(ポーちゃん)は、そばに来て穴掘り。

手伝ってるつもりなのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

株主至上主義との距離感

『企業経営者の使命は、株主の利益の最大化に努めることだ。』なんて、もっともらしいことが叫ばれ、改革が推し進められています。

確かに、株主に利益を還元することも大切でしょう。

ただ、あまりにも極端に、そればかり追いかけるのはいかがなものかと感じる おいどん。

基本的な考えは『三方よし』ではないでしょうか?

株主・会社・社員よしという、程よいバランスを経営者は持つべきです。

・利益が出れば当然株主に還元。

・会社の未来のため、人材育成や研究開発、設備投資。

・社員のよりよい生活のため、充足感のある給与に福利厚生などの充実。

 

利益の最大化を叫ぶ株主は、業績が良いときは株主で、業績が悪化しそうだと、株を売却しちゃうのでは・・・なんて考えます。

お金持ちで株をやってる人にとって、一つの企業なんて、お金稼ぎの駒の一つでしょう。

業績が悪くなった時に、株主は助けてくれるんでしょうかね~?

株主至上だと、人的資本を育てたり、新しい技術の導入、地道な研究など、今後企業が発展し存続していくための必要なことが、おろそかになる気がします。

社員を教育して育てたり、研究開発するなんて、まどろっこしいので、人材の引き抜きにM&A。

目先の利益と効率化・・・。

まるでどこかの球団みたいですね。

資金力にものを言わせて、有名な選手を買いあさっても、簡単には優勝はできませんな。

 

株主の利益も大切ですが、会社に人生あずけてる社員の生活を守ることも大切なことです。

企業を存続させることは、経営者の使命です。

目先の『株主の利益』にばかりこだわる必要はないと考えます。

会社が発展して、収益が上がってくれば、争って株主になりたがるようになります。

株主に媚びる必要はありません。

株主至上主義との程々の距離感は必要ですね。

 

時代の流れが速く、流行りのものに流されそうになりますが、日本の強みだった

長期(終身)雇用制やそれによる帰属意識の高さなども、再検討が必要だと考えます。

 

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保持している株価が

下がり続けて

なきそうな

たたかう現場監督

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

衰えを感じた瞬間

建築の仕事をしている おいどん。

先日、デイサービスの浴室の工事をしました。

壁のタイルが浮きあがり、いくらかタイルが落ちてしまっている状況を改善するため、壁のタイル張替えを行いました。

タイルを撤去する前に、床や手すりなど傷がつかないように、ベニヤ板・スポンジシートなどを使って養生を行い、

タイル工事が終わると養生を撤去し、掃除を行います。

それほど大きな浴室ではないので、おいどん自ら掃除を行います。

掃除機のノズルの先を右手に持ち、汚れをふき取るためのタオルを左手に作業開始。

掃除をしていると、携帯電話が鳴る。

「はい、もしもし おいどんです。」と手元がおろそかになった瞬間。

シュポッと音を立てて、タオルが掃除機に吸い込まれます。

「はい~。」と声をあげるおいどん。

「えっ。何か起きましたか?」と聞かれ

「大したことではありません。」と平静を装うおいどん。

 

電話を切った後、掃除機の中から悲しい姿になったタオルを取り出します。

気を取り直し、タオルの汚れを掃除機で吸い取って、作業再開です。

 

その後、養生テープのとり忘れをはがそうとして、タオルを床に置いた瞬間など計3回、タオルが悲しく吸い込まれる事件が発生。

何という、集中力の欠如なのでしょうか・・・。

自らの衰えを感じた瞬間でした。

チャンチャン。

 

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老いにあらがうことを

まだやめようとしない

たたかう現場監督

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

企業がつぶれ、個人が堕落する理由 (論語より)

孔子様と魯の国の殿様の定公との会話です。

 

「一言をもって、国を亡ぼすような言葉はありますでしょうか?」

「それに近い言葉はあります。」

「願いは、君主となるのではなく、『私の言葉に逆らうもののないことが願いじゃ!』と言う言葉です。」

「力を持った人の、その言葉が正しいものならば、逆らうものがないことも良いのですが、もし、その言葉が誤ったもので、正すことができないなら、国を亡ぼすことになるかもしれません。」

こんなお話が論語の中にあります。

君主や社長に苦言を呈するものがおらず、好き勝手し放題の状態になると滅んでしまうということですね。

自分の欲望をすべてかなえってもらえるなんて、気分上々ですな。

こんなことが続くなら、理性などどこかに吹っ飛んでしまいます。

そう考えると、『貞観政要』が帝王学の教科書と言われるのも納得してしまう おいどん。

紀元前500年にはもう こんなことを考えられていたんですね 孔子様は。

不思議なことに、ほぼ同時代にソクラテスも生きていました。

人間の歴史の中で、定住し社会が形成され、多少の余裕ができたからなのでしょうか?       人の生き方や物事の真理を探究する学問が発生します。

これが哲学ですね。

自己修養や社会的な行動規範が『論語』として受け継がれているにも関わらず、

2500年たっても、根本的に人間は進歩していません。(残念!)

 

例えば、鐘紡(カネボウ)と言う会社は、武藤山治社長の温情主義経営により、日本一の収益会社となりました。

次男の絲治(イトジ)社長をクーデター(昭和43年)で追放した、伊藤淳二が社長になり、その後会長として院政を続け君臨すること、平成7年の鐘紡消滅直前まで。

放漫経営に粉飾決算で会社は吹っ飛んでしまった。

この人、自著に「自分がいなくなったから会社がダメになった。」ようなこと恥ずかしげもなく書いている。

独裁者であった彼にとって、永遠に続いてほしい幸せな時だっただろうが、会社が持たなかった。

愚かな人が長くトップに居座るとだいたい会社はこんなふうになってしまいますね、(東芝しかり!)

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小学校から(大人になってても問題なし)

論語を読むことを

お勧めする

たたかう現場監督

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NHK朝ドラで取り上げてほしい人物 その1

その男の名は。金子直吉

明治・大正の時代に『鈴木商店』と言う日本一の総合商社が存在した。

彼はそこの大番頭。

高知県出身で、実家が貧しかったこともあり、小学校へも通えず、丁稚奉公に出されるが、質屋の務めの合間に本を読みあさり、独学で経済などを学ぶ。

20歳で神戸の鈴木商店に勤めることとなり、

社長が死去した後の主人 鈴木よねに認められ、番頭となる。

取引で大きな損失を出すが、よねの直吉への信頼は揺るがなかった。

これを恩義に感じて、直吉の挑戦が始まる。

商機を見るに敏で、決断力もあり、鈴木商店を一大コンツェルンとする原動力となる。

政商として時代の流れに乗って成長していたが、時流が変わると、ワンマンすぎる経営スタイルへの批判や、社内での派閥争いなど歪が出てくるようになる。

借入金による前のめりな事業の拡大により経営基盤が脆弱だったところに、数々の不運も重なり、1924年4月 事業停止となる。

よねは鈴木商店が破綻したときも動じず、

「金子が生きていれば、千人力じゃ。」と語ったという。

この信頼関係はなかなかあり得ないですね。

ある意味羨ましく思うのは、おいどんだけでしょうか?

 

金子はその後も鈴木商店を再興させるべく、新たに事業を興し奮闘する。

この姿は、「我に七難八苦を与えたまえ。」と叫んだ山中鹿之助 (毛利氏に滅ぼされた尼子氏の家臣)を彷彿させます。

しかし、再興はなりませんでした。

 

ハッピーエンドでない為、朝ドラは厳しいのでしょうかね?

たまたま、ネットで鈴木商店と言う会社があったことを知り、

すぐに関連の本を探し、すぐに注文。

それは『遥かな海路』と言う本です。

本を読んで、こんなパワフルでバイタリティーあふれる人物が日本にいたんだと驚きました。

自分が見込んだ優秀な二十代半ばの社員を海外支店の店長にするなど、思い切った人事を行い、若い人材を多数育てました。

その人材たちは、鈴木商店ゆかりの会社(事業)でも活躍され、その会社は現在も多数存在します。

双日

帝人

ダイセル

IHI

神戸製鋼所

ニチリンなどなど

まだまだ おいどんの知らない、すごい男がいるもんだと感嘆し、

二番手に良い人材がいれば良かったろうにと、残念に思うおいどんなのであった。

※ 参考資料 遥かな海路 ほか

 

『遥かな海路』のほかに、城山三郎さんの『鼠』、玉岡かおるさんの『お家さん』という本があります。

『お家さん』は、2014年にテレビでドラマ化されていました。

 

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鈴木よねさんのような人の下で

働けた直吉は幸せだったろうにと

思いをはせる

たたかう現場監督