星を眺めて 思うことは…
子供のころから星が好きです。
特別に詳しいわけじゃなくて、ただ眺めているのが好きなのです。
偶然、流れ星でも流れようものなら、一人だけ ちょっと幸せな気分になるのです。
太陽系に一番近い星(プロキシマ・ケンタウリ)でも4.2光年はなれていて、ということは、4.2年前の星の姿を見ているわけですし、太陽の光だって届くまでに8分19秒かかるらしい。
ちょっと不思議な気持ちになります。
高校生の夏、友人たちとキャンプに行き、砂浜で眺めた星空には、びっくりするくらいの流れ星。
おそらくペルセウス座流星群だったのでしょう。
「流れた!」と思ったら、「また流れた!」といったような感じでした。
流星群の言葉も知らない頃の
忘れられない思い出です。
小学校6年生の時に、買ってもらった天体望遠鏡で星を見るのですが、地球が回っているので、しばらくすると位置がずれてしまう。
常に微調整が必要でしたね。
結局、月くらいしか見ることなく、ほこりをかぶってた天体望遠鏡。
今思うと、両親には感謝と申し訳ない気持ちがいっぱいです。
やっぱり、星を追尾するためのモータードライブは必要なんでしょうな。
そこまでのものは、欲しいのだけどなかなか手が出ません。
本格的な趣味には、お金がかかります。
とっぷりと日が暮れて、空には無数の星。
仕事帰り、車を止めて玄関までの数メートル。
立ち止まり、星空を見上げる。
「おいどん。いっぱしの男になれたかな?」星は静かにまたたくだけ。
「なれたのならば、流れ星 あらわれろ!」願いは星空に吸い込まれる。
流れない星。
名残惜しく、星空をしばらく見上げ、今夜もむなしく玄関を開ける・・・
by
まだまだ修行が足りない
たたかう現場監督