社会人となられる人へ・・・若かりし日の自分へのメッセージ

人間 怠惰なもので、できるだけ困難なことを避け、平穏無事な人生を送りたいものです。

なるたけ楽をして、お金を稼いで、高価なものを買って、

「どや、すごいじゃろ。」と注目されれば有頂天?

 

あまりに平穏を求めすぎて、何もチャレンジしないのはもったいない。

というか、何も考えなくて、何とかなるじゃろ的な考えじゃ、今からの時代、幸せに生きていくの難しいかな? (まあ人それぞれでしょうが・・・)

チャレンジすれば、苦労も失敗も多々あるでしょうけどね。

 

人生というバッターボックスに入って。たとえ三振しても、見逃し三振と思い切り振りぬいての三振は違うと思いますよ、おいどんは。

バッターボックス出るとき「やっぱ、振っときゃよかった。」なんて思わないように。

 

まして、今や、人生ダブルヘッダー時代。

大会社という大船に乗っても安住せずに、いずれ船を降りるようになる(降ろされる)ことを考えてください。

(船を降りると、役職と言うホーリーネームも剝奪されます。)

 

人生の第二ゲームで食っていけるように、

コツコツ努力を積み上げていきましょう。

 

若い時の苦労は、尼子十勇士の山中鹿之助の「願わくば、我に七難八苦を与えたまえ。」ではありませんが、自ら買って出るくらいでもよいのでは・・・

特に20代から30代にかけてのエネルギーがあふれている時。

社会人になってからの十数年は、人生の基礎を築く大事な時です。

努力してもなかなか報われないのに、苦労から逃げて楽ばかりしていると、ど

うなちゃうんだろうかとよく考えてね。(自戒の言葉です。)

 

空気の抵抗があるから鳥が飛べるように、多少の困難や苦労を飛翔するための抵抗と考え、前向きに生きてください。

時間を無駄にせず、時間を積み重ねて大きく飛翔してください。

 

50過ぎの おいどんぐらいになると、当然自分の能力も自覚し、伸びしろもないので、できないことはやらないと言う、見切りも必要です。

無理してやっちゃうと、ほかの人に迷惑かけちゃうかも?

 

PS 

山中 幸盛(やまなか ゆきもり)、鹿之助(シカノスケ)の通称で知られる武将。

毛利氏に滅ぼされた尼子氏の家臣。尼子十勇士筆頭の武勇を持ち、尼子氏再興のため、前述の言葉で三日月に祈った話は有名です。

長男の幸元は酒造業で財を成し、鴻池財閥の始祖と言われる。

 

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偉そうなこと書いておいて、何もチャレンジせず、迫る退職に焦る

たたかう現場監督