奥さまはB型

「ところで、シゲゾー君の奥さんの血液型は何型なの?」

「B型です。」

可哀そうに・・・シゲゾー君も同じ運命なのか・・・と少し同情するおいどん。

「偶然じゃね。おいどんのところも、マサミンのところも同じB型の奥さんなんよ。」

 

「奥さんは自分が間違っていても、絶対認めようとしないところがある?」

「しかも、ありがとうなんて感謝の言葉を発することは、ほぼないんじゃない?」と立て続けに質問するおいどん。

シゲゾー君、しばらく考えて口を開く。

「ああ、そうですね。当てはまっていますね。」

「ちょっとしたことで、すぐに機嫌が悪くなっちゃうんで、逆らわずにハイハイって言ってますよ。」とさみしそうな顔・・・。

「ハイハイで思いだしたんだけど、マサミンの奥さんが何か勘違いして、ここから(広島県)から東京まで、車で5時間半で行けるって話が出たことがあるんだって。」

それを聞いたマサミンは心の中で

『アホか~。ここからだと700km以上あるど!  新幹線じゃないんだど。』って、もう少しで叫びそうになったらしい。

けど、反論すると話が長くなってめんどくさいことになるんで、

「そうじゃね。そのくらいで行けるね。」って答えたらしいよ。

「もし、奥さんが東京に行きたいってなったら、マサミンはどうするんですかね?」とシゲゾー君心配そうです。

「そんときゃ、意地でも5時間半で着くように、車をぶっ飛ばすか、無理なことを説明するんじゃないかな・・・。」

「無理だと言ったら、あんたあの時、行けるって言ったよねなんて言われそうなので、やっぱり、車ぶっ飛ばすしかないね。」

B型の奥様を持つ旦那たちの悲哀に満ちたお話は続くのでした・・・

 

このお話は、あくまで三人の旦那様のグダグダなお話です。

すべてのB型の血液を持つ奥様に、当てはまることは無いと信じております。

悪しからず。

 

by

人生は修行だと

しみじみ思う

たたかう現場監督