手のひら返し

サッカーのワールドカップが始まって、『手のひら返し』という言葉を、最近よく聞くようになった。

サムライジャパン 森保一監督の采配や選手に対して、勝てば持ち上げ、負ければボロンチョにけなす。

勝負の世界なのだからしょうがないのだろうが、この状況を見て、監督をはじめ選手た達って、メンタルが強くなくちゃならないんだなーとしみじみ思うのです。

と言うか、人間ってこんなもんだと思う方が良いのかもね。

そう思いうと、あまり気にならなくなるかも・・・。

 

遠い昔の中国に、孟嘗君と言う人がいました。

鶏鳴狗盗で有名な人ですね。

この人は斉の国の宰相をしていたのですが、王の不興を買い、宰相の座から降ろされてしまいます。

彼のもとには3000人の食客がいたのですが、そんな彼の状況を見て、ほとんどの食客は去っていきました。

その後、彼のもとに残った食客のおかげで、再度、宰相に返り咲くと、ぞろぞろと食客たちは戻ってきました。(孟嘗君が呼び返したということもあるのでしょうが・・・。)

 

調子のよいときは、人はすり寄ってきますが、調子が悪くなると、皆去っていくのです。

好調・不調で人々の態度が変わるのは、昔から変わっていません。

 

このような人たちの特徴は、

・利害や損得で動く。

・感情の起伏、思い込みが激しい。

・単に自分の感情に正直なだけ。

などなど。

(すべて、おいどんに当てはまるのだが・・・。)

 

人間は感情の動物ですからね・・・。

監督・選手たちは準備を怠らず、試合では精一杯のプレイをし、

試合後は、結果はどうあれ『ベストを尽くした。』と胸を張っていてほしいのです。

 

本物のファンならば、勝っても負けても応援してあげてくださいね。

(そこに愛があるならば・・・。)

 

by

チーム サムライジャパンに

良い夢を見させてもらった

たたかう現場監督 

感謝です!