効率化教の信者?
日本の企業の生産性は、低いと言われている。
生産性を上げるため、効率化を図りましょう。
問題を数値化してとか・・・、最適化とか・・・
・この本を読めば株式投資で、憶り人になれる。
・これ飲むだけで、運動しなくても痩せちゃうとかね・・・。
いかにプロセスを端折って、結果を早く出せるかと言うことだけが優先され過ぎているような、違和感を感じてる おいどんなのです。
(ただ、この時代の流れに乗りきれてないだけなのでしょうが・・。
と言いつつ、株の本は買ってしまう おいどん。)
資本主義の経済活動の中に飲み込まれて、いつしか、価値の判断基準が効率的なものだけで判断されるようになり、少し悪寒がしてきた おいどんです。
生産性を上げ効率化を図るその先に何があるのかよく見えなくなっているのですが・・・。(おいどんだけかも?)
工場が忙しくなれば、非正規社員を雇って。
忙しくなくなれば、即解雇。
非正規社員は立派な調整弁ですね。
会社の経営者としては、正解なのでしょうが・・・。
(繁忙期を基準とした社員数を確保しておくのは、人件費が膨らみますからね。)
働けなくなった両親を養うのは、非効率なことなのでしょうね。
子供の成長に投資して、リターンが望めなければ、
義務教育だけ受けさせて、子供を働かさせりゃ、生活費の足しになりますよ。
(子供に投資と言う言葉を使うことに、おいどんは抵抗あるのだが・・。)
効率化のために、人間性まで失われかけている気がします。
経済活動のため、スクラップ アンド ビルドを続けている人類の行動が、とてもこの地球に末永く住み続ける行為とは思えません。
効率化教に侵され、人類がこの活動をさらに効率化してしまうことは、止められないのでしょうか。
個人・企業・国という視点から、人類全体や地球規模で考える視点が必要ですな。
(アイヒマンのように、目の前の任務に忠実で、まじめに効率化を図るばかりだと、恐ろしい結末を迎えそうだ。)
by
自分だけは、いつまでも
役に立たない人(非効率な人)扱いされないはずと
根拠のない自信に満ちた
たたかう現場監督