生きている理由
生まれてきたからには、いつかこの世を去らねばならない。
生きている理由って何なのだろうかと、ふと考えたりすることがあるのだが、明確な答えは見つからない・・・。
死にたくないからという、本能的な欲求だけじゃ情けないな~。
家族のために、まだやり残したことがあるから・・・。
まだ、自分の夢をかなえられていないから、などと考えてみる。
老後の面倒を見なければと思っていた両親も逝ってしまい、子供も成人した今は、おいどんをこの世につなぎとめておく重石(おもし)が、少なくなってきたようだ。
地域、国、地球などの、スケールで考えると、おいどんがこの地球上に存在しなければならない理由など、見つけることは難しい。
本当は、この地球上から戦争をなくし、すべての人々が笑顔あふれる中で生活できるようにすることが、生きている理由だと叫びたい気持ちもあるが・・・。
残念ながら、何の影響力も発揮できない おいどんです。
せめて、縁あって おいどんの家族になってくれた嫁さんや子供くらいは、幸せにしてあげたいものだと思うのです。
もっといい思いをさせてあげたいという感情と、おいどんにしてはこの現状でも上出来だろうという思いが、ごちゃ混ぜな人生の後半戦です。
「あんたと結婚してよかったよ。」
「父さんの子供でよかったよ。」なんて言われたら、もう何も思い残すことなく成仏できそうですが・・・。
こんなこと言ってくれるかわからないところが悲しいのだが、このようなお言葉をいただけるように、日々是前進ですね。
この言葉をもらうために、たぶん 生きてるような気がする、おいどんです。
by
「あなたたちの子供でよかったよ。」と
両親に伝えてあげたかった
たたかう現場監督