できない理由を探す天才?
会うたびに、給料が少ないと嘆く年下の友人。
久々に会って、昔話に花が咲いた後は、延々と愚痴が続く・・・。
「俺は負け組じゃ、こんな会社にはいってしもうて。」
「同級生の中で年収が一番低くて、本当の年収を言うのが恥ずかしいので、少し多めの金額をいつも言ってる。」と彼は言う。
「じゃあ、転職したら。」と聞くと、
「高校の時の友達から、今よりも100万円くらい多い年収で誘いの話があるんよ。」
「けど、何かトラブルが発生して、この友人との関係が悪くなるのが嫌なので、やめておこうと思ってる。」
なんでやめちゃうの? もっと前のめりに生きていけばいいのに。と おいどん思い、彼に話をするのだが、なかなか行動に移さない。
なんだかんだ話を聞けば、今務めている会社の業務はさほどきつくなく、時間もほぼ定時で帰れるらしい。
おそらく居心地は良いのだろうというか、別な会社に移って、今よりハードな仕事をするのがめんどくさいだけじゃないのかと、ふと思ってしまうのです・・・。
給料が上がらないと言っているが、資格を取って、多少でもステップアップした業務をして、給料を上げようとする気もない。
会社にうまいこと利用されるだけだからと、資格を取る気もない。
無いない尽くしですね・・・。
結局できない理由を言い続ける友人。
聞いてるこっちの元気がなくなりそうです。
彼ももう40過ぎ、残されたチャンスは少ない。
自分が悪いんじゃなくて、周りのせいで今の状況になっている的な彼の考えは、だんだん硬直化してきている。
運不運もあるのだけど、過去の自分(選択)が積み重なって、今の自分があるんだろうに・・・。
できない理由じゃなくて、どうしたらできるかを考え、実行していかなければ、何も変わらないのです。
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人ができないというなら
おいどんがやってやろうと意気込むが
いつも最後は尻すぼみの
たたかう現場監督