脳と心 心の発生・・考

単細胞生物から多細胞生物に進化し、生物としての本能的な活動をしていく中で、神経の集合体が形成されたことが始まりなのか・・・。

いつしかその集合体は、さらなる進化を遂げ脳へとなっていく。

捕食や生殖などの本能的な活動だけでなく、経験などを徐々に学ぶことができるようになったのだろう。

カンブリア紀の大爆発がおこってから、生物は多様化していく。

最初に心に思ったことは何なのだろうか?

熱い寒いなのか? 暗い明るいなのか?

獲物来たーなのか? 食べられるーなのか?

しばらくは生きていくことに関することだけだったのだろうが・・・。

いつしか、生物は海から陸に上がり、爬虫類から哺乳類、そしてお猿さんから人類へと進化する過程で、個から集団生活をはじめ、その中で少しずつ育まれてきたものが心なのだろうか?

勝手気ままに個として生きてきたものが、集団の中で生きていくために、自他・好悪・我慢・助け合いなどから、慈しむという感情が芽生え、いつしか愛へ・・・なんてことから心が生まれたのかな?

思考する範囲が個としての自分だけから、他者をも含めた広い範囲で思考できるようになったことが、心の発生の原因ではないかとも思います。

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神経組織の進化した脳も、もともとは原子から成り立っています。

命を持たない、この集合体が人間で、その人間という器の中になぜ心(魂)が宿るのか不思議でならないのです。

悲しいことながら、おいどん程度の頭脳では、答えが出ないので考えるのはこのくらいにしておこうと思います。

 

by

いつしか

進化した電子頭脳も

心を持つようになるのだろうと

強く感じる

たたかう現場監督、