社会人一年生 

第一印象はとっても大事なのです。

人間は感情の動物なので、できるだけ最初に良い印象を持ってもらうほうが喜ばしい。

人物評価の基準となるポイントがそこで決まってしまうからなのだ。

しかし、最初に良い印象を与えることができたからと言って、その後の行動が伴ってなければ、メッキが剥げたのと同じです。

同じミスをしたとしても、良い印象なら「たまたま失敗しただけだろう。次はうまくやるだろう。」となるが、印象が悪いと、「やっぱり失敗しやがったか。任せられん。」となってしまう。

また、人のうわさにも注意が必要です。

変な噂などたてられて、一度評価が下がってしまうと、それを取り戻すことは容易ではありません。

これは心しておかねばならないことです。

 

今自分にできることを考え、面倒くさがらず、まずは損得抜きにやっていくことです。

特に二十代は修業期間と考え、社会人としての教養、スペシャリストとしての経験や技術を身に着け、何よりも人としてのスケールを大きくしてほしいのです。

人が見てないからと言って、手を抜くのではなく、そんな時こそ、普通以上に頑張って先輩を驚かせてやろうぐらいの気持ちを持ってね・・・。

昨日の自分を超えていくという意識をもって、日々を過ごし。

毎日少しでも何かを得ていくことができると、それが積み重なり将来の自分への貯金となるはずです。

貯金は自分だけのものではなく、周りの人々の心の中にも積み重ねることができます。

わずかなことでも人のためにできることはやってみましょう。見返りを求めることなく。

恥ずかしげもなく質問したり、失敗を許される時期でもあります。

いつもの自分より少し前のめりで日々を過ごしていきましょう。

(社会人一年生の方へというより 自分自身に向けての言葉ですな…)

 

by

思い通りにいかないのは、

世の中と運のせいにする

たたかう現場監督