水石

水石。「すいせき」と読むそうです。

盆栽と同じく、渡来したのちに日本的な進化を遂げた文化です。

お盆の上に形の良い自然石を置き、その景色をながめ、その中に凝縮された広大な自然を感じとったり、水石を媒体として、心の中に広がる景色を楽しむような、非常に奥深い文化です。

水石の分類はいろいろなものがあり、山を連想させる山形石、滝が流れているように見える滝石などがあります。

 

後醍醐天皇の愛した水石《夢の浮橋》や織田信長西本願寺との講和時に送ったとされる《末の松山》という大名物石が現存していることは、おいどん思うに、奇跡のようなものですね。

一度は見てみたいものなのですが、嫁さんに「見に行こう。」なんて言っても、絶対行かないでしょうね・・・。

 

日本水石協会のサイトでは、水石の五大要素が定義づけられており、基本的な鑑賞方法などを知ることができます。

子供の頃からなぜか石が好きなおいどん。

河原に行くと変わった石がないかいつも探してた記憶があります。

変わった石があるとポッケに入れて持って帰ってました。

 

ほとんどの人が知らないと思うのですが、水石を取り扱った雑誌があるのです。

その名は「愛石」。

知る人ぞ知る雑誌なので、今務めている会社の社長にこんな雑誌があるんですよと言ったとき、

「またまた、そんなの有るわけないじゃないですか。」と完全否定され、出版されているのがわかると、

「ほんとにあるんですねー。」とマニアックすぎてドン引きされました。

 

おいどんの住んでる地域は、名石が発見されるような地域ではないのでしょうが、ふと、変わった石を発見するとドキドキしてしまう おいどんがそこにいます。

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新潟で働いていたことがあるのに

糸魚川市フォッサマグナミュージアムに行かなかったことを

とても後悔している

たたかう現場監督