ピラミッド 考(ほぼ妄想の世界)
今から4500年前(BC2500年ころ)、クフ王のピラミッドが建設されたらしい。
三大ピラミッドはクフ王・カフラー王・メンカウラー王の物だと言われている。
このピラミッドは上記の順番で並んでいます。
調べてみると親子なのですね。
クフ王はカフラー王の父親で、メンカウラー王のおじいちゃんです。
ピラミッドの大きさもクフ王の物が一番大きく、子・孫と規模は小さくなっています。
クフ王のピラミッドには230万個の石が使われているらしい。
30年で作られたとして、1年で76,666個。
76,666個を365日で割ると一日210個。
210個を10時間(一日当たりの作業時間)とすると、1時間21個。
約三分で平均2~2.5T(トン)の石を据え付けることが可能だったのかなと考えると、不可能じゃないかと考える おいどん。
据え付ける場所が1か所ではなくて、複数あれば可能かもしれないが・・・
石を積んでいく過程で、どうしても吊り上げる必要があり、木材と梃子の原理を使ってクレーンのようなものでも作っていたのだろうか?
ただ現代のように吊り上げ用のワイヤーロープなど、当時はないのですから・・。
麻のような繊維を使ってロープを作っていたのだろうと妄想する。
湿らせた麻は、引張強度が乾燥時よりも高くなり80㎏~100㎏/平方ミリメートル程度あります。
石と石の間にモルタルが塗られているというという記事もあったので、それが設置の時に石を滑らせる役目だけじゃなく、設置後のロープの引き抜きも可能にしたのでは・・と勝手に考えています。
(ロープで吊り下げて石を設置すると、ロープが石の下敷きになるため、ロープ引き抜きは無理だと考えていたのです。ロープを引き抜くには、何かで石を持ち上げ、隙間を作りだす必要があります。)
石を運ぶスロープは直線斜路やジグザグ斜路、そして螺旋形斜路などあります。
この中ではピラミッドの一面にジグザグの斜路を作る方法が一番現実的かなと考えていました。
だが、おいどん気づいてしまったのだ。(ただの妄想大爆発)
直線斜路を作るには、斜路を作るだけで莫大な資材が必要になります。
資材の有効活用をするにはと考えたときひらめいたのが、手前にピラミッドを作りつつ、斜路の役目も持たせるという方法です。
当然、クフ王のピラミッドから作り始め、高さが高くなるにつれて、直線斜路上に
カフラー王のピラミッドを作り始め斜路の一部として利用。
順番にメンカウラー王のピラミッドも・・・というようにしたに違いないと妄想は膨らんでいく。
(残念なことに、ナイル川に近いのはクフ王のピラミッドでした・・・。)
疑問なことがほかにもあります。
石の設置時の微調整はどのように行っていたのか不思議なのです。
現代だと鉄製のバールのようなものがあり、石と石の隙間に差し込むことができますが、鉄器で有名なヒッタイトが現れたのは紀元前十五世紀です。
どのようにして作られたのかを考えれば考えるほど、不思議でなりませんね。
(まあ、そんなことをおいどんが考える必要もないのでしょうが・・・。)
by
考え始めると
夜も眠れなくなっちゃう
たたかう現場監督