確認の大切さ

おいどんが務めているような小さな建設会社でも、パソコンに向かって行われる業務が、かなり多くなっています。

特にお役所の物件でも担当すれば、書類作成がメインの仕事になってきます。

本来ならば仕事は現場で行われているので、現場に重きを置きたいのですがけどね・・・おいどんは。

このご時世、書類や写真で現場が適正に施工されているかの証拠を残さなければならないため、書類作成を頑張っています。

まるで、生徒と接する時間を奪われた、今の学校の先生みたいですね。

まあ、パソコンは便利なもので、仕事が多少暇な時など、パソコン眺めてるだけで仕事してる雰囲気は醸し出せますからね・・・。

後輩など、仕事してるのかと思って、画面をこっそり覗いてみると、あらまびっくり釣り情報だったりして・・・。

パソコンの前に座って書類を作るのが仕事だと勘違いした後輩が、現場所長をまかされたにもかかわらず、現場開始から3か月後には、朝礼にも出てこなくなり、300Mほど離れた現場事務所にこもったままだったらしい。

仕事が忙しいアピールをしようと思ったのか、設計監理の設計事務所の担当者に、

「僕なんか、忙しくてここ一週間、現場を見に行ってませんよ。」なんて馬鹿なこと言って、

「所長なのに、現場確認にもいかないなんてありえない。」と激怒されたという、情けないお話もあります。

これは極端な例ですが、現場はパソコンの外の世界で動いていることを、忘れてはいけませんね。

現場監督さんは、協力業者との打ち合わせや指示を出すことによって、現場をコントロールしていくのですが、指示の出しっぱなしは良くありません。

指示通り施工がなされているかの確認はとても大切です。

こちらの思いを100パーセント伝えることはなかなか難しいもので、思い込みや勝手な解釈をされることもたまにあります。

どうしたら理解してもらえるかということも、監督さんは考える必要がありますね。

職人さんが作業を終えてから確認し、間違っていたので直してくださいなんて言う度胸はおいどんにはありません。

(又、こんなこと言えるほど、わが社は大手ではないので・・・。)

パソコンでの業務も大切なのですが、特別なことがない限り、作業の取り掛かりと途中で数回は確認をするべきですね。

寒い暑い、雨や雪など過酷な状況の中で、仕事をしてくれている業者に、仕事を手戻りさせて、無駄な時間や労力を使わせることがないように気を配ること。

気持ち良く仕事を終えてもらい、また来てもらえるようにしましょうね。

改修工事なんて、改修用の図面と現状が違うことなど普通にあります。

実際にできているものも、施工誤差がありますので、自らの目での確認や調査は本当に重要です。

現場を歩き回ると、コロナ自粛で増えた体重を落とすための運動にもなりますな。

 

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たたかう現場監督