働き方の転換期? 取り残される建設業。

インターネットが普及したおかげで、いち早く対応しユーチューバーやブロガーなどとして働かれる方が現れました。

当初は職業として成立するものなのかな?なんて思っていましたが、時流に乗ってあれまあれまといううちに、成功されておられる方が多数出現。

また、株の取引きや、FXだけでなく、転バイヤーとして生計を立てる人まで・・・。

「汗水流して働くなんてばかばかしい。」

「苦労なんかせずに、楽して稼ごうよ。」なんて言葉が、成功された方々の中から聞こえてくることもあります。

基本的には、法律に則っていれば、基本的には何をやって稼いでも問題ないのですが、まじめにコツコツ働くことを馬鹿にするのは芳しくありませんね。

(半分以上はやっかみですが・・。)

あなた方のように、特別な才能を持たないものが成功するためには、やはりコツコツ働き、日々を積み重ねてくしかないのです。

天から才能を与えられたうえ、努力されたことも多分に成功の要因ではあるのでしょうが、偶然にもこの時代に生まれ、運も味方してくれたことを忘れないでほしいのです。

楽をして稼ぎたいのはみな同じでしょう。

皆がその考えに感化されると、おいどんたちのような建設業に携わる人などいなくなってしまいそうです。

それでなくても建設設業は、若者から見ても、魅力に乏しいとみられているのですから・・・。

20年後には、鉄筋コンクリート造の建物工事の軸となる、型枠工事や鉄筋工事をこなす職人さんなど、いなくなりそうな気がします

人間が資材を運んで、取り付け(組み立て)を行うことが多い建設業。

機械化や I T の恩恵を受けにくい業務形態なのです。

ほんと、在宅ワークなんか夢のまた夢ですな・・・。

働き方の進化に、取り残されたシーラカンスのようなものです。

作業者も日本人は減り続け、外国人労働者が増えていくばかり。

せめて給料でも高ければと思うけれども、いまだに日給月給の制度も存続する。

盆・正月・ゴールデンウイークの月は給料激減。

がんばって一人前になれば、こんなに給料を稼げるのかというくらいでないと、建設業に若者を呼び戻すことはできないのだろうな・・・。

衣食住の一角を担う建設業。

信頼する業者とともに、建物を完成させた達成感や、お施主様の笑顔などは格別なものがあるのですけれど・・・。

なかなか、明るい未来を想像することが難しいのです。

 

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人手不足から

外国人労働者を雇い入れるが

残業の付く外人さんは17時までで仕事終了。

日本人は、その送り迎えと残った仕事を

サービス残業でこなすのだと聞き

笑いがこみ上げる

不謹慎な

たたかう現場監督