民主主義の劣化を憂う
選挙によってえらばれた政府が、民意を反映すべく政策を実行していくはずなのだが・・・。
いつしか民意は、集票マシンと化した団体等の思惑に取って代わられる。
政治家は国の未来を見据えることなく、目先の当選と、いかに手に入れた地位を維持し、次世代へ引き継いで行くかが最大案件。
志など皆無ですね。
国民から集められた税金は、下々の国民の見えぬところで回り続ける。
集票してくれる団体などに有利な法改正と、政治献金等でめぐるめぐるよ。
政治屋と集票マシーン団体は、もちつもたれつ、WINWIN。
いつまでもこの楽園にいたいものですね。
財政を圧迫する高齢者の医療費問題でも、さらに負担割合を上げることなど言いません。
そんなことすれば、年寄りは投票してくれなくなりますから、落選確実。
自分たちの給料を減らす覚悟を見せ、国民に苦しくなるが、未来のため、頑張っていきましょう なんて言う政治家などいませんよね。
本来やらなければならないことも、自分たちの保身のためにやることはないのですよ。
火中の栗をだれが拾うものか!といったところでしょう。
民主主義は劣化してしまった。
日本の政党政治で自民党の一強が続いていることも劣化の一つの原因。
せめて、選挙で選択肢となるような野党が現れないものか・・・。
長いこと権力の集中が続くと、組織は腐っていきます。
野党が人を得、力をつけることと、国民が賢明な判断をし、選挙に参加することしか変える方法はないと思っています。
だれを選んでも同じで、何も変わらないことになれ、政治に関心がなくなることは恐ろしいことです。
これが劣化の最大の原因です。
みんなが自分が生きている間、日本は大丈夫なんて思っていたら、大変なことになるかも・・・。と他人事のように考える おいどんです。
by
アベノミクスのトリクルダウン(頭が良い人はかっこいい言葉を使いますね。)
おこぼれはおいどんのところには
滴り落ちてこなかったと嘆く
たたかう現場監督