子供のころ 夢みた未来

子供のころ絵本で見た未来は・・・

ロボットなどの機械が、人間のために働いてくれていて、人間は労働から解放され、すべての人が満たされた生活を送っているような感じだった。

それからすでに半世紀・・・。

時がたっていくにつれ、その感覚と現状の乖離が徐々に大きくなっているようです。

会社は固定給もいらず、文句も言わず、休むこともなく、しかもミスもなく働く機械を、効率化の名のもとに次々導入。

文句は言うし、おまけにミスはするくせに、いっちょ前に休暇はとる使用人。

機械に追い詰められ不要となった労働者は、効率化の名のもとに解雇される。

機械化によって得られた利益は、会社を存続させ成長させていくための原資となり、みんなが幸せになるために使われることはない。

進化したAIに取って代わられるような職種は今後も増えてきそうです。

経営者サイドに回れなかったものは、機械化できない仕事に就くか、機械の補足的な仕事をするようになるのでしょうね・・・。

主役は機械なの?

何ともやるせない未来が、おいどんの脳裏に浮かぶのだが、単なるおいどんの妄想であってほしいと願う、今日この頃なのです。

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by

電動ピックを片手に斫り(はつり)作業

鼻の穴の周りを真っ白にして

「こんな仕事は機械にはできんじゃろう。」と豪語する

たたかう現場監督