ニート 考

知り合いの息子さんが、どうやらニートらしい。

よその家庭のことを、とやかく言うつもりもないのだが・・・。

大学在学中に就職活動をせず、卒業してからはや三年。

「できれば、人と話なんかしたくない。」なんてこと言ってるらしい。

日中はゲーム三昧。

昼と夜が逆転した生活を送っているそうな。

せめて物欲でもあればと思ったのですが・・・。

残念なことに彼には物欲というものがないらしい。

(ほぼ神の領域ですね。)

お金儲けのために働くことはなさそうですね。

両親のお話を聞くと、ネットで調べたニートの特徴にほぼ合致する、筋金入りのニートでした。

 

フリーターは定職についてないが、バイトなどを行い、多寡はありますが収入のある人。

ニートは無業者のこと。

いずれも15歳から34歳までの年齢制限があります。

厚労省では35歳から44歳までの無業者は 中年無業者というそうです。

フリーターとかニートななんて、少しかっこよさそうな言葉で、実態をオブラートに包んだ呼び名となっていますね。

おいどんの住んでた地域だと、ひっくるめて プー太郎 と呼ばれてましたね。

現実に自分の子供がニートだとした場合、対応に苦慮しますね・・・。

何が原因で心の中の火が消えてしまったのかをまず確認したいのです。

苦しいことや面倒くさいことから逃げ出したいだけなのか、これまで生きてきた中で、

外界との接触を拒むまでの、何かトラウマになるようなことがあったのか。

いずれにせよ、本人の心の中にほんの少しでもくすぶり、炎となるものがないことには始まりません。

まずは、これは人間の本能に呼びかけることからスタートなのではと考えます。

荒療治ですが、無人島生活などいかがでしょうか?

生きていたい!という生存本能に刺激を与えるのです。

次に、生きているって苦しいけれど、【多少はいいこともあるんだよ!】ってことを知ってもらえれば、心の炎は着火成功?

これでいくらかでも、社会とのつながりを持ち、他の人達に認めてもらえれば、完全燃焼。

もう燻ってなんかいません。

(こんな風になればよいのですが・・・。)

 

彼の心に炎がともることはないのだろうか?

 

by

いつまでもこの生活が続けばよいのだろうが、

いつか終わりが来ることに

早く気付いてほしいと願う

たたかう現場監督