気づいてる? 今 そこにある幸せに。
何せ、子供のころの記憶なので、どこで見聞きしたかも記憶がないのです。
月がなければ、夜は真っ暗だけど、月があるおかげでほんのり明るい。
まことにお月さまはありがたいものだと人々は考えた。
太陽は明るいけれど、明るいときに出ているので、ありがたさを人々は感じていない。
このような内容のお話を、なぜだかいまだに覚えているのです。
何気ない、いつも普通だと思っていることが、普通じゃないありがたいことなんだということには、なかなか気づかないものです。
子供のころは何も考えることなく、家に帰ればあったかいお風呂に入り、家族で一緒に食事をいただく・・・。
太陽がいつも輝いているように、こんなことはいつものことで、この普通が終わってしまうなんてことすら思考の外。
この何気ない普通を支えるために、両親が頑張って働いてくれていることなど気にも留めずに・・・。
何の不安も感じることなく、能天気に少年時代を過ごさせてもらった おいどん。
いまさらながら、両親には感謝です。
自身、年齢を重ねるごとに、家族としていられるこの幸せが、いつまでも続けばいいななんてことがしばしば。
今あるこの普通は、普通じゃないことに気づき、とても貴重でありがたいことなのだと、しみじみ思うようになった、今日この頃です。
by
さらなる悟りを開く
たたかう現場監督こと
仏のツカさんでした。