気づいてる? 今 そこにある幸せに。

何せ、子供のころの記憶なので、どこで見聞きしたかも記憶がないのです。

月がなければ、夜は真っ暗だけど、月があるおかげでほんのり明るい。

まことにお月さまはありがたいものだと人々は考えた。

太陽は明るいけれど、明るいときに出ているので、ありがたさを人々は感じていない。

このような内容のお話を、なぜだかいまだに覚えているのです。

何気ない、いつも普通だと思っていることが、普通じゃないありがたいことなんだということには、なかなか気づかないものです。

子供のころは何も考えることなく、家に帰ればあったかいお風呂に入り、家族で一緒に食事をいただく・・・。

太陽がいつも輝いているように、こんなことはいつものことで、この普通が終わってしまうなんてことすら思考の外。

この何気ない普通を支えるために、両親が頑張って働いてくれていることなど気にも留めずに・・・。

何の不安も感じることなく、能天気に少年時代を過ごさせてもらった おいどん。

いまさらながら、両親には感謝です。

自身、年齢を重ねるごとに、家族としていられるこの幸せが、いつまでも続けばいいななんてことがしばしば。

今あるこの普通は、普通じゃないことに気づき、とても貴重でありがたいことなのだと、しみじみ思うようになった、今日この頃です。

f:id:htsuka3:20220408210739j:plain

 

by

さらなる悟りを開く

たたかう現場監督こと

仏のツカさんでした。