天国 考
天国ってどんなところって考えてみる。
後輩のマサミンに聞いてみたけど、
「天国なんてない!」の一言。
「誰も行ったことないのに、わかるわけないでしょう。考えるだけ無駄ですね。」なんて悲しい言葉が返ってくる。
人々は労働することから解放され、争いごともなく、みんな平等で、病気になどならず、おいしいものをおなか一杯食べることができる。
まあ、単純なおいどんの頭から浮かび上がるイメージはこんなものでしょうか。
(想像力が小学生並み?)
そうそう、小難しい資格や入試の勉強なんてきっとしなくてもよいのでしょうね?
それじゃー何をして過ごすのかって考えてみる。
何もすることがないって言うのも、ある意味地獄?
全てから解放され、何の心配もしなくてよいとなると、おいどんが関わることは何もなくなっちゃうようで、ある意味怖いですね。
昔 盆休みに親父の実家に帰り、山と田んぼに囲まれ、店など数キロ離れたようなところで暮らすと、
「人間ってやっぱり、空気や水がきれいで、時間がゆったり流れるこんな土地で生活するのが本来の姿なんだろうな。」なんて最初の数日は思います。
だがそれ以上の滞在となると何もやることがなくなって、イライラしてくる始末。
天国にいるとこんな状況になってしまいそうだ。
天国では何やって過ごそうかなんて考えてみる。
(天国に行けるかどうかはわからないのだが・・・。)
TVもほとんど見ないおいどんは、やっぱり読書かな?
誰も働く必要がないのだから、小説書く人や、テレビ番組制作、映画製作する人もいないのだろうか・・?
そんな風に考えると、天国では虚無の時間が流れていくような感じ・・・。
ふと、多少愚痴でもいいながら、この世知辛い地上で生きていくのも、案外悪くないのかもと思う おいどんでした。
by
また人間として生まれ変わりたいと願う、
たたかう現場監督