しまじろう forever
次男坊が3歳になった時、ベネッセの こどもちゃれんじ を頼み始めました。
もう二十年前のお話です。
こどもちゃれんじの本と一緒に届いたのが、しまじろうというトラの子供のパペットでした。
次男坊はすぐに しまじろうが大好きになり、次男坊の右肩にはいつも しまじろうが乗っかっており、しっぽは次男坊がくわえていたことが思い出されます。
お家にいるときも、お出かけする時もいつも一緒。
一緒にいると心が安らぐのでしょうか?
しっぽを口の中に入れちゃうため、ベチョベチョになり不衛生なので、しょっちゅう洗濯していると、体のしま模様が薄くなってきました。
次男坊の しまじろう好きの話を聞いた人が、数体のしまじろうを届けてくれましたが、ほとんど一緒にいるのは、いつも同じ しまじろうです。
小学校4年生の時に室内犬を飼い始め(パピヨンのパピちゃん)、パピちゃん何を思ったか、しまじろうの目を(当時の しまじろうの目はプラスチック製でした。)かじってしまい、片目が無くなってしまいました。
悲しそうな顔をしている次男坊を横目に、嫁さんに相談。
無くなった目の部分に黒い眼帯を取り付けてもらいました。
海賊しまじろうの誕生です。
次男坊に笑顔が戻ってきました。(よかったよかった)
大学生だった時も、机の上にはチョコンとしまじろうの姿。
体も長い年月のため、補修されています。
この四月から働き始めた次男坊を、見守っていてほしいものです。
「ボロボロになってもしまじろうは、もう普通に捨てるなんてできんよね?」
「供養してあげんと罰が当たりそうじゃね。」と話す嫁さんに
「わしもそう思う。」と答えるおいどんです。
しまじろう forever.
by
多少ガタがきているが
二十年も見守り続けてくれている
しまじろうに感謝する
たたかう現場監督