寒すぎー ドリフのコント?
昔、新潟市内のマンションを寮代わりに、三人で住んでいたころの、ある冬の夜のお話です。
3DKなのでそれぞれの部屋は確保され、狭いながらもダイニングキッチンもあるマンション。
脱衣室がトイレと浴室の間にあることから事件は起こった。(大した事件じゃありませんが・・・。)
おいどんと同期のカワモンは一番にマンションに帰り、早々に汚れた作業着を脱ぎ捨て、お風呂に入ろうとします。
しかし、急に便意を催した彼はスッポンポンのまま、そのままトイレに・・・。
その直後、後輩のフクちんも帰宅し、速攻でお風呂に入ります。
さて用を足したカワモン「よっしゃ、風呂入るど。」とトイレの扉を開けてびっくり。
浴室に人の影が・・・鼻歌も聞こえてきます。
「いつの間に、フクちんが入っとるんや!クソ。」そうぼやきながら、カワモンはトイレの中に・・・。
便座に座って、ぼーっと待つ時間は長く感じるもので、
「早く出んかい!」とひとり言。
フクちん、意外と長風呂でなかなか出てきません。
カワモン、スッポンポンの体に寒さがしみてきます。
「フクちん頼む。」当初の怒りは、祈りに近くなってきました。
そんな事つゆ知らぬおいどんも、そのころ帰宅しました。
フクちんが風呂入っとるんか・・こいつが出たらおいどんも入ろう・・・。
カワモン寒さで、体がプルプルしてきました。
ガチャと扉が開く音。フクちんようやく出てきました。
「もうすぐやど・・・」とカワモン、限界は近づいています。
フクちん、すぐに脱衣室から出るかと思いきや、育毛剤など頭にふりかけリラックス。
「クソガキが。出ろっチューの!」カワモン だんだん言葉が汚くなります。
そろそろフクちんが出てくるのーと、おいどんも部屋を出ると、同時にフクちんも脱衣室のカーテンを開ける。
「お疲れさん。」とお決まりのあいさつをし、おいどんが脱衣室に入った途端、
「死んでしまうわ。さむすぎて。」と トイレからスッポンポンのカワモン。
限界一歩手前の言葉でした。
by
いきなり真っ裸で現れた
カワモンにびっくりし
その後、大笑いの
たたかう現場監督