座右の銘2?  花王 創業者遺訓   人は幸運ならざれば・・・

ふと、読んでいた雑誌の中にあった言葉が、心に残りました。

  

人は幸運ならざれば、非常の立身は至難と知るべし、

運はすなわち天祐なり

天祐は常に道を正して待つべし。

 

花王 株式会社の創業者 長瀬富朗氏の遺訓

 

人間だれしも、立身出世の野望は少なからず持っています。

ただ、結果ばかりを追いかけて成功しても、半分以上は天祐のたまものです。

正道から外れた方法を使い、己の野心を満たそうとする人の多いこと。

一時の成功を収めることはできるでしょうが、その成功は、長くは続かないと思います。

 

努力は常に報われるものではなく、成功できない人は数あまた。

それでも、幸運を自分に引き付けることができるよう、正道を歩み、

幸運をつかみとれるよう、精進しなければならない。

 

勝手なおいどんの解釈です。(後輩には妄想と言われるけれど・・・)

 

自分に対する 戒めの言葉として、雑誌を切り取り、

またまた、机のクリアーシートの下に・・・

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よく見えないでしょうが、真ん中の上の切り抜きです。

 

会社の創業時は、はたから見るとほんの些細なことで、経営がうまくいかなくなることもあります。

その不安定な時期を乗り切っていく中で、人知を超えた運(天祐)がなければ、今の会社が成り立たなかったことを感じ取られた、経営者の深く重い言葉だと思います。

 

 

 

 

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天に選ばれるには、まだまだ修行が足りない

            たたかう現場監督