建築現場とお天気

建築現場の仕事は、天候に左右されることが多い。

外壁の左官さんの下地の補修、仕上げのタイル張りや塗装、外構工事など、雨が降ると作業ができなくなることがあります。

現場を進めるには、天気とうまく付き合っていくことが大切です。

最近はお天気の情報が手に入りやすくなったので、非常に助かっています。

朝 現場事務所につくと真っ先にすることは、パソコンでメールと天気の確認をすることです。

一週間の天気がわかるので、これからの天気の移り変わりを頭の中に入れて現場を進めます。

雨が降るとできない仕事を、雨が降る前に優先したり、雨に濡らしたくないボード類の搬入などの日程や時間調整をすることはよくしますね。

一番困るのは台風です。

台風の進路が現場の東側だと、少し安心なのですが、進路が西側だと強烈な風雨の心配があります。

仮設足場を設置していれば、少しでも風の影響を減らし、足場の倒壊を防ぐため、足場に張ってあるシートをめくります。

また、現場からの飛散物がないように、飛びそうな資材を固定したり、重しをのっけたりという作業を、台風接近前に済ませておくことが大切です。

(カッパと長靴を装着しての作業は、できればしたくありませんからね。)

ゲートや仮囲いなどにも転倒防止として、ロープを張るなどし、最悪でも現場内に向かって倒れるようにします。

台風最接近時は現場事務所か車の中で待機をすることもあります。

人間の力ではどうすることもできないのですが、現場の状況は知っておく必要がありますので・・・。

強い風が吹く時には、現場事務所が倒れるということもありますので、早く過ぎ去ってくれることを願うばかりの おいどんです。

お天気情報では、本日と翌日の天気の移り変わりと、一週間天気は必ず見ます。

台風シーズンには気圧配置図だけでなく、気象衛星の画像の日本広域をチェックし、台風が発生しそうな雲の動きも確認するようになりました。

雲を眺めるのは好きなのですが、台風はご勘弁ですね。

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天気の時は

変わった雲が現れないかと気に掛ける

たたかう現場監督