2021-01-01から1年間の記事一覧

会社の立替金からの妄想

もともと小遣いが多くない おいどん。(さみしいですな。) 現場で必要な資材など急遽買わなければならなくなった時は、自らのお金を出し購入することになります。 会社から現場が離れたところにあるため、会社まで行き精算してもらうのが少し億劫なのです。…

受け入れる 空

高校生時代の友人で忘れられない人がいる。 彼とは何の縁か三年間同じクラスだった。 多少数学ができ、英語が苦手で、特に目立った生徒ではなかった彼。 彼はまじめに数学の参考書を自宅で繰り返し勉強し、さらに数学の学力をアップさせていった。 一つの得…

時に振り替えることもあるが、前向きに・・。

もう数年で定年となるおいどん。 再雇用制度で65歳まで働かさせていただけるらしい。 今改めて自らを省みるに、何物にもなれなかった情けなさと、おいどんにしては、まあ良い人生を送れたかな・・・という思いが交錯する。 さて残りの人生をどうしますかと考…

悪魔のチャリンコ

おいどんが大学に通っていた頃のお話です。 いつも6・7人の仲間と一緒につるんでいました。 ある時、その友人の一人、トモちゃんの左手にグルグルと包帯がまかれているのを発見。 「どうしたん、ケガでもしたん?」とおいどん。 「そうじゃ。自転車が原因で…

人間 長い間 力を握ると・・・

権力を握り、その座に長いこと居座るようになると、理性が欲望に負けてしまうらしい。 自己に都合よく拡大解釈を続ける鈍感力は、目を見張るものがあり、時間の経過とともに肥大していく。 その権力の大きさゆえに、意見するものを排除するようになると、つ…

会社選びと入社してからのこと。

そりゃー、なるべく仕事が楽で残業や休日出勤などなくて、高給な会社に入りたいものです。 いくら残業しても残業代は、給料の中にコミコミで支払われることなどなく、毎年の昇給もここ三年間はないという、おいどんの知り合いの会社のようなところには勤めた…

一将功なりて万骨枯る  カープ優勝の陰

一将功なりて万骨枯る。 一人の将軍が戦いで勝ちを収め、素晴らしい軍功をたてる陰には、おびただしい数の名もなき兵士たちが露と消えていく。 先日、広島カープの今村猛選手が戦力外通告を受けました。 昨年と今年の成績を考えれば、やむを得ないことなのか…

学校の授業の未来

建築士などの資格取得の学校での授業は、基本的にビデオ授業です。 資格の更新のための講習もビデオ講習。 学校の授業なんかも、コロナの影響でパソコンでの授業になっているなら、このままビデオ授業にしても良いのでは・・・なんて妄想がわいてくる。 先生…

運動会の思い出 次男坊編

次男坊が転校(小学校五年生)してから半年がたち、友達もたくさんできました。 季節はもう秋、運動会です。 近所の人の話によると、この地域の小学校の運動会は、場所取りが大変過熱しており、徹夜でゲートに並ぶ人もいるらしい。 こんな話を聞いていたので…

頼むど! 勘弁してくれよ。

急に電話が鳴り、急遽現場から出かけなければならなくなった。 事務所を出ると、業者の資材搬入車両が駐車場に入っており、おいどんの車はとても出せる状況ではなかった。 よく見ると、後輩のイワゾー君の軽トラックなら何とか出れそうな場所にある。 イワゾ…

建物の耐震性 認識の差

建物の耐震性について認識の差を感じることがある。 1981年(昭和56年)6月1日以降に建築確認を受けた建物は、新耐震基準となっています。 新基準は震度6強以上の地震で倒れない建物(住宅)を目指して設定されたものです。 倒れないということは、倒壊を防…

笑劇の職人さん 2

これはおいどんが東京で仕事をしていた頃(もう三十年近く前)のお話です。 ワンルームマンションの現場もほぼ終わりに近づき、外構工事(建物の外回りの仕事です。)を残すだけとなりました。 その日は駐輪場の土間のコンクリート打設。 規模は小さく2m*…

悲しすぎるぜ!

会社の後輩マサミンは、家庭で起きたお話をして皆を笑わせる。 十時過ぎて少し休憩をとっている時、マサミンが後輩のイワゾーくんに向かって何か話している。 「休みの日に家にいて、嫁さんが掃除なんかを急に始めると、何かビリビリした感じになってゆっく…

夏休みの宿題 今になって話せる事

あと残り一週間となった夏休み。 中学校二年生の長男坊が宿題に追われている。 夕方になって、いきなり絵を描き始める準備が始まる。 何やら動物の絵を描くそうだ。 動物園に行ったことにして、ネットで調べた動物の写真をプリントアウトし、描き始めた。 レ…

ザリガニ最高!

大手メーカーで研究職をしている友人の、コロナウイルス流行前のお話です。 友人はそれなりの役職についていたので、月に一週間程度は中国の工場に出張していました。 中国の業者の方との打ち合わせが終わった後では、よく食事に誘われて行っていたとのこと…

転校

次男坊が小学校五年生になるときに、引越ししました。 引越しする前の学校では、生徒数が少なすぎて複式学級で学んでいました。 そんな環境から、学年3クラスの学校への転校となったので、早く友達ができてクラスに溶け込めればよいのだが・・・と心配でした…

勉強部屋

長男坊が小学校二年生の時のお話です。 当時住んでいた家は、おいどんの実家でした。 実家は敷地も狭いうえ、建物も小さかったため(おいどんが子供の頃、親子三人で住むには十分だったのですが・・・。)、同居するには狭すぎるので増築工事をしました。 た…

ああ懐かしの 建築現場の焼き肉大会

今ほど飲酒運転の罰則が厳しくなかった時代のお話です。 建築工事は数多くの業者の方たちの協力によって成り立っています。 しかし、業者同士も、初めて一緒に仕事するという場合が案外多いため、業者間のコミュニケーションを図り、現場がスムーズに流れる…

毎年恒例の・・・波乱が起きる

高校を卒業してから毎年、大みそかの夜には、友人宅に同級生が20人程度集まり、宴が開催されていました。 テレビに合わせてカウントダウンが始まり、 「今年は俺たちの年だ!」なんて掛け声で、新年を迎えていたわけです。 (友人宅やご近所さんにも迷惑をか…

笑劇の職人さん 1

新潟で働いていた頃のお話です。 14階建てのマンションも、外部の仕上げが完了しました。 いよいよ今日から、仮設足場の解体作業開始です。 今は、手すり先行足場というものがあり、手すりを先に取り付けて、手すりがある状態で足場の組み立てや解体を行えま…

建築現場とお天気

建築現場の仕事は、天候に左右されることが多い。 外壁の左官さんの下地の補修、仕上げのタイル張りや塗装、外構工事など、雨が降ると作業ができなくなることがあります。 現場を進めるには、天気とうまく付き合っていくことが大切です。 最近はお天気の情報…

受け身 脳

スマホの画面を眺め続けている人が多い。 食事の時にも関わらず、ながめている人も・・・。 おいどん思うに、この人たちはスマホに頭の中を乗っ取られた人たちなのだろう。 その便利さゆえに、常に持ち歩き、スマホを持っていないと不安にさえなる人もいるそ…

英語再び

こっそりと英語の勉強を始めました。 もう五十過ぎのおじさんだけど・・・。 この四月に就職した長男坊から、英語のテキストをもらったのがきっかけなのです。 今は、ほぼ忘れてしまった単語の暗記を主にしています。 知り合いの女性が、岩国の米軍基地で働…

修学旅行の思い出 2

ホテル錠というものをご存じでしょうか? ホテルでよく使用されているため、この名前があります。 宿泊している部屋に入るためには、当然カギを使用し、開錠して入室します。 室内から部屋を出るときにはカギは必要なく、ドアノブを回すだけでドアを開けるこ…

修学旅行の思い出 1

当時、高校生だった おいどんは最寄りの駅から、7時半過ぎの電車で通学していました。 いつものように乗り込むと、そこには見慣れない顔が4つ。 おいどんよりも、いつもは2本遅い電車に乗っていたはずなのに・・・。 「罰として、今日から一か月、学校廻り…

言い負かす人

何かにつけ、急激にアドレナリンが120%充填完了となり、目を見開いて、口からは相手を遣り込める言葉の数々。 よくもまあ、頭がくるくる回転して言葉が出てくるもんだと、聞きながら感心してしまうことがある。 常に相手を言い負かし、連戦連勝するには、そ…

涙あふれるほど 

オリンピック、パラリンピックが終わってしまいましたね。 スポーツを見ていて、ふと思うことがあるのです。 歓喜の涙、悔し涙など、スポーツ選手が流す涙を見て、結果が良かったにせよ悪かったにせよ、これほど涙あふれ感情が高まることは、おいどんなんか…

設備業者の闇 水道屋本舗 考

おいどんの住んでいる地域にも、水回りの仕事をされている業者は4・5軒あります。 人のうわさ話によると、ある業者は仕事の依頼を受けたときは爽やかで、一見親切そうに見えるが、仕事を終わらせた後には法外な見積書(又は請求書)を出し、お客さんが文句…

家の庇 考

最近、庇のない家が増えてきた。 デザイン的にはスッキリとしてかっこいいし、庇を作らない分コストダウンにつながるのでしょう。 考えが古臭いと言われるかもしれないのですが、個人的には庇は必要だと思います。 日本のように雨の多い国では、庇があると便…

品のない人

品のない人について書かれているものを見ると、箸の使い方がおかしい人のことが書かれている。 おふくろにずいぶんと箸の使い方を直せと子供の頃言われたけど、かたくなに直さなかった おいどん。 社会人となった子供たちの親として、今になってようやく正し…