2021-01-01から1年間の記事一覧
先日 テスラが人型ロボットの開発に乗り出すというニュースがありました。 とうとう、人型ロボットが空想の世界のお話ではなくなってきた。 危険や過酷な作業から、人間を開放してくれるありがたいお話です。 ロボットに働いてもらって、人間はその恩恵にあ…
天国ってどんなところって考えてみる。 後輩のマサミンに聞いてみたけど、 「天国なんてない!」の一言。 「誰も行ったことないのに、わかるわけないでしょう。考えるだけ無駄ですね。」なんて悲しい言葉が返ってくる。 人々は労働することから解放され、争…
工事現場の監督さんは、現場の進捗状況を確認するため、見回りをする必要があります。 自分が施工図を描いたり、チェックしていて、頭の中に図面や基本的な納まりが入っていれば、工事中の施工間違いにハッと気づくのです。 逆に言うと、漠然と図面を眺めて…
空気と同じで、その存在が当たり前すぎて、普段は全くありがたさについて考えることもない水。 汚れた手を洗っている時など、ふと、当たり前のように使っているけど、この水が無かったら大変なことになるよね・・って思うことがある。 と言うか、そもそもこ…
会社の後輩のまっちゃんから聞いたお話です。 まっちゃんが子供の頃住んでいたところは、自然が豊かで、いろいろな草花や昆虫などの生物に触れる機会がたっぷり。 まっちゃん 小学校2年生の初夏のある土曜日。 彼は友人と、近くの田んぼにトンボを捕まえに…
次男坊がまだ小学5年生だった頃のお話です。(十数年前ですね・・・。) もうすぐ七時。 昨日で夏休みも終わり。今日から新学期。 そろそろ友達が迎えに来る頃です。 次男坊を探すと、何やら一心不乱に机に向かっている。 今までどこに有るかわからなかった…
現場を進めていく中で、大切なことは【思いの共有】ができるかどうかです。 《良いものを予算内で安全に工期に間に合わせる。》 この意識の共有は永遠のテーマですね。 以前勤めていた会社で東京で仕事をしたときは、バブル時期で施工業者の人手不足というこ…
人々の行動の中に、「徳」の要素を見かけることが少なくなったような気がする。 自己中心的、独善的、むき出しの欲望を隠しもしない人達。 混沌としたこの時代には、このような動物的な人たちが適しているのだろうか? 控えめに、気配りを忘れずになんて考え…
体だけは大きくなっても、魂の入っていない木偶人形のような大人が増えてきた。 子供の虐待やネグレクトなど、本来の人としての心を持っていれば起こらないことが多々事件となる。 親しか頼るもののない子供たちの悲しみや、絶望をわかってあげてほしいので…
理想は高く掲げるべし! なんて思っていても、工期・予算・天候・業者のレベル等によって、建物の出来栄えは大きく左右される。 あとは、監督さんのレベルですね。 《良いものを予算内で、安全に工期内に完成させる。》この意識をどこまで協力業者と共有して…
仕事の合間、小さな港のすぐ近くの現場だったため、海をのぞき込んでいるとエイを発見。 それも三匹もいました。 大きなものだと幅は1.2M、長さは2Mくらい(しっぽ?の長さ1M程度を含む)の大きさです。 エイを見ながら・・・ エサを探して食べ、この生活を…
生活に困ったので、犯罪を犯して刑務所に入る。 親兄弟・親戚のことなど考えず、世間体なども気にしない。 生きていくために、プライドなんて不要な物を捨てて そこに入れば、最低限の生活は保障される。 人の人権を踏みにじり そこに入る人も多いのだが、か…
頭の良い人達が、いろいろ定義づけている。 フレーズ・パスカル「パンセ」、バートランド・ラッセル「幸福論」、ショーペンハウアー「幸福について」など。 おいどん程度の頭だと、考えてもまとまらないのだ。 「まあ、いい人生だったんじゃないかな。」なん…
建物の解体を行い、その後 家を新築する時など、使わなくなった井戸を埋め戻すことがあります。 井戸には神様が宿ると言われるため、埋め戻す時にはお祓いや息抜きを設置。 家の近くに神社があればお祓いを頼むことができます。 お祓いの費用は任意ではあり…
バスはミケランジェロ広場に到着。 そこからはフィレンツェの街並みが一望できます。 建築史で習った、ブルネレスキ設計のサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の大円蓋がすぐそこに見えます。 二十数年前の新婚旅行で初めて訪れました。 メディチ家の都…
一口にコンクリートと言っても、さまざまな種類が存在します。 おいどん達、建築の監督さんが一般的に使用するのは普通ポルトランドセメント。(通常はこれを使います。) 他に早強ポルトランドセメント(コンクリートの強度の発生が早いもの。)や高炉セメ…
先日(7月22日)、ワクチン接種2回目が終わりました。 ファイザー社製のワクチンです。 2回目を接種すると、熱が出て大変だったというお話を、会社関係の業者の人達から聞いていたので、接種するとすぐに解熱剤を飲むことにしました。 家について、草抜きで…
家を建てて十数年もたつと、いろいろなところにガタが出てきます。 ウオシュレットの水漏れに始まり(7年目)。 次はエコキュートの銅管に穴が開き、小さな穴から水がシュウシュウと音を立てていました。(12年目) メーカーの営業の方にお話すると、 「や…
先日、龍涎香のことを書きましたが、それに続く香り関係のお話です。 今回は香木。 白檀、沈香、伽羅(沈香の最高の物)などの香木が有名です。 その発する香りをめでるため、薄く削った物を熱します。(白檀は常温でも芳香) 香を焚き染める・衣香など、最…
ラ・ロシュフコーはフランスの名門貴族の生まれです。(1613年~1680年) ルイ13世、ルイ14世の治世を生き、武人として戦争に参加し数度の負傷を追う。 40歳からは文筆活動を開始する。 政治的な権力争いや駆け引き、貴族たちの上っ面だけを取り繕った自堕落…
フロンティア スピリットなんて言うと、逆境にもめげずに開拓をし、豊かな生活を実現する強い精神力的な感じがするのだが・・・。 アメリカの西部開拓に当てはめると、イギリスなどの食いっぱぐれた人々(言葉が悪くてすみません)が、大自然やインディアン…
ヨーロッパで訪れたい場所が三つあります。 イタリアのベネチアとフィレンツェ、フランスのモンサンミッシェルです。 ベネチアは大学生の時と新婚旅行で二度訪れています。 理由はもう一度ムラーノ島に行って、ベネチアングラスの人形を手に入れたいからなの…
以前、水石のことについて書きましたが、それに続く石のお話として、薬石というものを取り上げてみたいと思います。 薬石が採取されるのは、大地溝帯(フォッサマグナ)のエリアとなります。 この地域でとれるラジウムを放出する石のことで、石の表面の模様…
おやじが車いす生活になった時、車いす、介護ベッド、玄関の段差用手すりをレンタル。 ケアマネさんを通して週に三回、リハビリや看護等の介護サービスを依頼。 親父が入院した後は、介護サービスはお休みにしてもらい、介護用品はそのままリースを続けてい…
【発酵は錬金術である】という小泉武夫先生の本を読んだことがあります。 読みながら、まさにその通りだとしみじみ思いました。 身近なところで言うとお茶ですね。 緑茶は無発酵。 ウーロン茶は半発酵。緑茶をかごに入れて運んでいくとき、茶葉が竹籠にこす…
どう表現したらよいのだろうか。 住みたいと、ふと思ってしまうような作品を設計される建築家なのです。 丸眼鏡の奥にやさしそうな瞳。 (当然仕事には厳しい方なのだろうけど・・・。) おいどんも現場監督しているけれど、設計業務を兼務している関係もあ…
ある小さな建設会社のお話です。 中高生の子供を持つ社員4人が、休日出勤を2日もらって何とかやりくりしている生活ですと言う話が耳に入り、上司の人が詳しく聞く。 昇給は年に3千円程度、40年勤めても12万円アップでは夢がない。(税金の上昇率のほうが高く…
マンションやビルの構造として数多く施工されている鉄筋コンクリート造。 建物の寿命としては65年以上と言われていますが、法定耐用年数は47年です。 おいどんたち現場監督さんは、設計図に書かれていることを忠実に現実化させていくことが仕事です。 仕事を…
匠という言葉が嘘くさい。 劇的ビフォーアフターという番組だったか、なんちゃらの匠だという人が出てきて、建物の改修を請け負い、出来上がった建物を見て、依頼した家族が感動するというストーリー。 この番組で何度も聞いた 匠 という言葉が鼻につくので…
新潟の寮代わりのマンション ある冬の日 PM7:00 仕事から帰ってみると、まだほかの二人は帰ってない。 ふと、カワモンが言っていた言葉が頭に浮かぶ、 「いつも、シャワーだけじゃけー、ゆっくり浴槽であったまりたいのー。」 そうじゃ、今日はカワモンのた…